後桜町天皇 月輪陵 (京都市東山区)  
Imperial mausoleum of Empress Gosakuramachi
後桜町天皇 月輪陵 後桜町天皇 月輪陵
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「四条天皇外二十四方御陵参道」の石標










 泉涌寺境内の南東に月輪陵(つきのわ の みささぎ)がある。江戸時代中期-後期の第117代・後桜町天皇(ごさくらまち てんのう)が葬られている。
 同域内には、歴代天皇陵、皇后陵、皇妃・皇子の墓、火葬塚、灰塚などが多数存在している。
◆歴史年表 江戸時代、1813年、閏11月2日、後桜町天皇は亡くなる。泉涌寺内の月輪陵に葬られた。
◆後桜町天皇 江戸時代中期-後期の第117代・後桜町天皇(ごさくらまち てんのう、1740-1813)。智子(としこ)。以茶宮(いさのみや)、緋宮(あけのみや)。第115代・桜町天皇の第2皇女。母は尊称皇太后・青綺門院(せいきもんいん)舎子(いえこ)。1762年、異母弟・第116代・桃園天皇が急逝した。桃園天皇の第1皇子・英仁(ひでひと)親王が5歳と幼少のため、中継ぎとして代わって践祚、1763年、即位した。1771年、英仁親王(第118代・後桃園天皇)に譲位した。その後、後桃園天皇、兼仁(ともひと)親王を訓育する。1766年、江戸幕府は尊王家弾圧のために、儒学者・山県大弐(やまがた だいに)、藤井右門らを謀反の疑いで捕らえた。1767年、幕府は両人を処刑し、勤王家・竹内式部(たけのうち しきぶ)も八丈島に遠島になる。朝廷内にも混乱が生じた。(明和事件)。1788年、大火により京都御所が焼失し、青蓮院門院を粟田御所として住んだ。母は知恩院を仮御所にしており、幕府は2寺院間に廊下を設けた。1779年、閑宮家から迎えた9歳の兼仁親王(第119代・光格天皇)に譲位した。
 女性天皇は、11代9人が存在した。江戸時代には2人の女性天皇がおり、後桜町天皇はその1人であり、第109代・明正天皇に次ぐ。歴代最後の女性天皇になった。国母と呼ばれる。婚姻はしなかった。漢学を好み、和歌をよくし古今伝授を受ける。一千数百首の御製和歌がある。『禁中年中の事』、自筆日記『後桜町院宸記』などがある。
 後桜院と追号された。陵墓は月輪陵(東山区)にある。 
◆陵墓 石造の九重塔様式になる。
 月輪陵の主な被葬者は、鎌倉時代の第87代・四条天皇(1231-1242)、室町時代の追尊・陽光天皇(1552-1586)、安土・桃山時代-江戸時代の第108代・後水尾天皇(1596-1680)、江戸時代の第109代・明正天皇(1624-1696)、第110代・後光明天皇(1633-1654)、第111代・後西天皇(1638-1685)、第112代・霊元天皇(1654-1732)、第113代・東山天皇(1675-1710)、第114代・中御門天皇(1702-1737)、第115代・桜町天皇(1720-1750)、第116代・桃園天皇(桃園天皇)、第117代・後桜町天皇(1740-1813)、第118代・後桃園天皇(1758-1779)になる。


115 桜町天皇(在位 :1735-1747)→116 桃園天皇(在位 :1747-1762)→117 後桜町天皇(在位 :1762-1770)→118 後桃園天皇(在位 :1770-1779)→119 光格天皇(在位 :1779-1817)


*年号は原則として西暦を、近代以前の月日は旧暦を使用しています。
*参考文献 『検証 天皇陵』『天皇陵 謎解き完全ガイド』『歴代天皇125代総覧』『図説天皇陵』『歴代天皇年号事典』、ウェブサイト「コトバンク」


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map 後桜町天皇 月輪陵  〒605-0977 京都市東山区泉涌寺山内町27
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