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京都歴史災害年表 8
室町時代前期(1393-1429) |
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1古墳時代-平安時代前期 2平安時代中期 3平安時代後期 1 4平安時代後期 2 5鎌倉時代 1 6鎌倉時代 2 7南北朝時代 8室町時代前期 9室町時代中期 10室町時代後期 11安土・桃山時代 12江戸時代前期 13江戸時代中期 14江戸時代後期 15近代 16現代
地震・津波 大雨・長雨・洪水 台風・大風など 雷 旱魃・酷暑 大雪・雹・寒冷など 山崩・土砂崩 凶作・不作 虫害・獣害 飢饉・窮乏・賑給 疫病・疾病など 火災 戦乱・一揆・強訴 事件・事故など 公害・環境 土木など
*おもな事項を掲載しています。年月日・被害状況などは不確定な場合があります。括弧内の年月日は旧暦。 |
⇒国立天文台 日本の暦日データベース |
◆室町時代前期 1393-1429
■1393年(明徳4年) ▣(6月24日)炎旱により祈雨のため、足利義満、地蔵院僧正道快により仏舎利を神泉苑に納め祈雨させる。 (『東寺王代記』『京都の歴史10
年表・事典』『日本災変通志』) ▣(6月29日)東寺で七壇水天供を修する。(「三宝院文書」『京都の歴史10 年表・事典』) ▣ユ7月-9月(6月-7月)近畿旱魃。(『京都気象災害年表』) ▣(8月24日/22日)南禅寺全焼。殿堂・門廡・鐘楼・南禅院・仏殿・法堂・金剛堂・大雲庵など焼亡。直実金剛焼失。(『天下南禅寺記』『良賢真人記』『京都の歴史10
年表・事典』『日本災変通志』『日本歴史災害事典』『日本史総合年表』) ▣ユ10月5日(8月29日)京都大風。(『京都気象災害年表』) ▣(8月)京都洪水。(『京都気象災害年表』)
■1394年(明徳5年/応永元年) ▣(6月11日)天龍寺の風呂・総門焼亡。(『南方紀伝』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(7月5日)第100代・後小松天皇の時、疫病流行・旱魃により応永に災異改元。(『日本年号史大事典』『中世 災害・戦乱の社会史』) ▣(9月24日)相国寺焼亡。夜、丑・卯刻、諸堂・寮舎焼失。 (『東寺王代記』『如是院年代記』『大乗院日記目録』『光明峯寺禅閤御灌頂記裏書』『京都の歴史10
年表・事典』『京都事典』『日本災変通志』『日本歴史災害事典』『日本史総合年表』) ▣ユ12月23日(12月1日)京都大雪。(『京都気象災害年表』) ▣(12月17日)足利義持、征夷大将軍になる。(『兼宣公記』『京都の歴史10 年表・事典』)
■1395年(応永2年) ▣(2月10日/3月10日)侍所頭人・京極高詮、播磨守・山名満幸、五条坊門高倉の宿で討たれる。(『東寺王代記』『荒暦』『京都の歴史10
年表・事典』『日本災変通志』『日本史総合年表』) ▣(4月29日)京都大火。下京四条-七条間焼失。(『永承三年高野御参詣記裏書』『京都の歴史10 年表・事典』『京都事典』) ▣(5月11日)管領・斯波義将、義重の第焼亡。(『荒暦』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(5月22日)神護寺破却。(『東寺王代記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(閏7月5日)京都地震。夜、男山11度振動。(『東寺王代記』『日本災変通志』) ▣(10月6日)管領・斯波義将(左衛門助)の禅門亭焼失。(『東寺王代記』『日本災変通志』) ▣(11月22日)高雄惣寺破却せしめ、教薗寺破却。(『東寺王代記』『日本災変通志』)
■1396年(応永3年) ▣(1月14日)新日吉社焼亡。(『雑々勘例』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(7月28日)土御門東洞院皇居焼亡。寅刻。(『皇年代略記』『日本災変通志』) ▣(11月4日)下鴨神社摂社・河合社神殿・鳥居焼亡。(『荒暦』『京都の歴史10 年表・事典』) 
■1397年(応永4年) ▣ユ8月24日(8月2日)京都大風雨水。(『京都気象災害年表』) ▣(11月15日)蘆山寺焼亡。 (『東寺王代記』『京都の歴史10 年表・事典』『京都事典』『日本災変通志』) ▣(11月17日/18日)建仁寺炎上。(『東寺王代記』『如是院年代記』『京都の歴史10 年表・事典』『日本災変通志』『日本歴史災害事典』『日本史総合年表』)
■1398年(応永5年) ▣ユ2月6日(1月19日)京都大雪。(『京都気象災害年表』) ▣ユ2月21日(2月4日)京都大風・暴風。今宮神社拝殿顛倒。(『兼敦朝臣記』『京都気象災害年表』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(3月21日)鴨川洪水。(『吉田家日次記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(9月9日)京都地震。数日余震。(『兼敦朝臣記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣内裏焼亡。?(『立川寺年代記』『日本災変通志』) ▣大光明寺焼亡。伏見殿・大通院類焼。(『椿葉記』『日本災変通志』)
■1399年(応永6年) ▣(1月11日)宝厳寺焼亡。(『東寺王代記』『日本災変通志』) ▣(10月6日)崇賢門院御所梅松殿、焼亡。(「宝鏡寺文書」『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(11月8日)足利義満、大内義弘を討つため、東寺に陣し男山八幡に出陣。(応永の乱)(『東院毎日雑々記』『京都の歴史10 年表・事典』『日本史総合年表』) ▣(11月)丹波・山名時晴ら、大内義弘の応永の乱に呼応。山名氏清嫡子・宮内少輔、丹波国宮田に討入、京中焼払う。京極五郎左衛門、近江国より京都攻めに上り、三井衆徒に阻まれる。(『応永記』『日本災変通志』『日本史総合年表』)

■1400年(応永7年) ▣(12月)若狭汲部・多鳥浦の百姓、京都の時宗の乱妨を訴える。(「若狭秦文書」『京都の歴史10 年表・事典』)
■1401年(応永8年) ▣(1月18日)出雲社焼亡。(『迎陽記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(2月20日)石清水八幡宮神人、佐衛門供人妙信・妙覚の住宅に乱入。(『迎陽記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(2月28日/29日)小御所より出火、寅刻。土御門内裏焼亡。第100代・後小松天皇天皇、皇后、室町第(一条北、室町西)に行幸、廃朝など宣下。(『皇年代略記』『迎陽記』『興福寺略年代記』『大乗院日記目録』『京都の歴史10
年表・事典』『京都事典』『日本歴史災害事典』『日本史総合年表』) ▣ユ5月27日(4月13日)京都雹。(『京都気象災害年表』) ▣(7月4日)伏見殿栄仁親王御所(伏見宮御所)炎上。夜。累代の御記・文書・楽器など過半焼失。(『行幸勘例』『椿葉記』『迎陽記』『京都の歴史10
年表・事典』『日本災変通志』) 
■1402年(応永9年) ▣(2月18日)京都大火。春日川原辺の在家数軒、下京三条・四条坊門町、室町の数百軒焼失。(『吉田家日次記』『京都の歴史10
年表・事典』) ▣(3月-9月/春-秋)京都・近畿・諸国大旱。(『和漢合運』『京都気象災害年表』『日本災異志』『日本中世気象災害史年表稿』) ▣(5月13日)新熊野土倉4宇焼亡。(『吉田家日次記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣ユ8月13日(7月15日)京都大風雨水。(『京都気象災害年表』) ▣ユ9月16日(8月19日)京都大風。桂川氾濫。牛ヶ瀬決壊、長瀬など水没。(「鎮守八幡宮供僧評定引付」『京都気象災害年表』『京都の歴史10
年表・事典』『京都事典』) ▣この年、東寺領上・下久世荘農民、風水損により本所に年貢減免要求し東寺認める。(「鎮守八幡宮供僧評定引付」『京都の歴史10 年表・事典』)

■1403年(応永10年) ▣ユ3月24日(3月2日)京都雹。(『京都気象災害年表』) ▣(6月3日)相国寺大塔、雷火により焼失。(『大乗院日記目録』『兼宣公記』『如是院年代記』『京都の歴史10 年表・事典』『京都事典』『日本災変通志』『日本歴史災害事典』『日本史総合年表』) 
■1404年(応永11年) ▣(8月9日)幕府、山城守・護高師英に淀大渡橋を修理させる。(「東寺百合文書」『京都の歴史10 年表・事典』)
■1405年(応永12年) ▣(5月14日)京都火災。烏丸一条、山科教言などの第焼亡。(『教言卿記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(6月9日)京都洪水。祇園社鳥居顛倒、死者20数人。(『武家年代記』『京都の歴史10 年表・事典』『京都事典』) ▣(8月2日)放火により、足利義満の北山第南御所焼亡。(『教言卿記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(8月27日)醍醐寺清滝宮下社焼亡。申時。(『東寺王代記』『下清滝宮類聚』『京都の歴史10 年表・事典』『日本災変通志』) ▣ユ8月25日(8月)諸国大風。(『京都気象災害年表』) ▣ユ12月7日(11月16日)京都雹。(『京都気象災害年表』)
■1406年(応永13年) ▣(4月21日)京都火災。四条坊門西洞院在家焼亡。(『教言卿記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣ユ10月6日(8月24日)京都大風雨。夜半以後、卯刻、北山殿外門顛倒、北野の森の大杉数10本倒木、諸方住居・門など数知らず顛倒、東寺小楽坊顛倒。(『東寺王代記』『日本災変通志』) ▣(8月25日)京都暴風雨。(『教言卿記』『日本史総合年表』) ▣ユ10月23日(9月12日)京都雷。清水寺に落雷。愛染堂・西塔/西門・将軍堂など焼亡。(『東寺王代記』『大乗院日記目録』『荒暦』『京都の歴史10
年表・事典』『日本災変通志』『日本歴史災害事典』) ▣(10月22日)京都火災。冷泉家・大宿井焼亡。(『教言卿記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(12月2日)放火により日野重光第対屋焼亡。(『教言卿記』『京都の歴史10 年表・事典』)  
■1407年(応永14年) ▣2月21日(1月5日)京都大地震。強震。(『応永十四年暦日記』『日本歴史災害事典』『日本史総合年表』) ▣(2月23日)聖護院坊舎、栂尾坊焼亡。(『教言卿記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(2月24日)京都火災。北野経王堂辺の在家焼亡。(『教言卿記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣春 地震により御堂・仏像が破壊される?。(久御山・称名寺「法蓮寺堂再建記木札」) ▣(10月21日)京都火災。西京大将軍堂前の在家焼亡。(『教言卿記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣この年、京都大旱魃。(『京都気象災害年表』)
■1408年(応永15年) ▣(2月11日)上御霊の酒屋焼亡。(『教言卿記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣ユ8月10日(7月19日)京都大風雨。(『京都気象災害年表』) ▣(8月12日)京都・奈良で大風。洛中洛外の社寺多く破壊。(『東寺執行日記』『京都の歴史10 年表・事典』『日本歴史災害事典』『日本史総合年表』) ▣(9月)山城国上久世荘の名主百姓、(7月)の大風で早田・中田半損し、(8月)の大風で晩田の稲華損失したとして大幅年貢減免求める。(「東寺文書六」『災害と生きる中世』) ▣(11月14日)北野公文所焼亡。(『教言卿記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣ユ1月12日・グ1月21日(12月14日)「応永地震」M7-8。紀伊・伊勢 京都で地震、久御山町の宝蓮寺の諸堂破壊。(『日本被害地震総覧』「 地震インフォ」) ▣翌年ユ1月2日(12月16日)京都初雪。(『京都気象災害年表』)
■1409年(応永16年) ▣(1月16日)京都火災。北小路東洞院相国寺前の在家焼亡。(『教言卿記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(2月10日)将軍・足利義持、三条坊門第建立に北山第破却の遺材を移す。(『教言卿記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(3月19日)四条道場金蓮寺・清浄華院焼亡。(『教言卿記』『京都の歴史10
年表・事典』『京都事典』) ▣(3月22日)浄化院・四条道場焼亡(回禄)とも。夜丑刻。(『東寺王代記』『大乗院日記目録』『日本災変通志』) ▣(閏3月3日)建仁寺興雲庵、斯波義将の北山在家焼亡。(『教言卿記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(閏3月8日)京都火災。六角町焼亡。(『教言卿記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(4月4日)日野重光第焼亡。(『教言卿記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(4月16日)勘解由小路室町の酒屋焼亡。(『教言卿記』『京都の歴史10 年表・事典』『京都事典』) ▣(4月26日/4月24日)一条経嗣の一条殿(第)焼亡。(『大乗院日記目録』『教言卿記』『京都の歴史10 年表・事典』『日本災変通志』) ▣(6月14日)祇園御霊会で、先に犬神人と駕籠丁が争い、この日、所司代・多賀性存が糺決。(『祇園社記』『京都の歴史10 年表・事典』)
■1410年(応永17年) ▣(1月26日)上醍醐山上清滝宮焼亡。巳初刻。小社悉く焼失。(『東寺王代記』『東寺執行日記』『京都の歴史10 年表・事典』『日本災変通志』)
▣(6月5日)上醍醐普門院焼亡。犬刻。(『東寺王代記』『日本災変通志』) 
■1411年(応永18年) ▣(4月24日)京都大火。巳初め-未初め。(『東寺王代記』『日本災変通志』) ▣(7月27日)醍醐-山科大塚間焼亡。(『応永十八年頒暦断簡』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(7月28日)京都火災。六角-押小路、西洞院-室町間焼亡。 (『応永十八年頒暦断簡』『京都の歴史10 年表・事典』『京都事典』) ▣(9月28日)東寺領久世上下荘の農民、虫害により年貢減免請う。(『鎮守八幡宮供僧評定引付』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣ユ12月26日(11月12日)京都荒風。(『京都気象災害年表』)
■1412年(応永19年) ▣(3月17日)京都火災。二条町焼亡。(『山科家礼記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣ユ8月10日(7月3日)京都大風。(『京都気象災害年表』) ▣(8月29日)第101代・称光天皇践祚。(『皇年代略記』『京都の歴史10 年表・事典』)
■1413年(応永20年) ▣(4月2日)京都火災。二条烏丸在家数軒焼亡。(『満済准号日記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(6月25日)延暦寺衆徒ら、妙本寺住持・月明具覚の僧正補任に憤り強訴、犬神人、法華堂破却。(『満済准后日記』『京都の歴史10 年表・事典』『日本史総合年表』) ▣(11月15日)京都大地震。「地大震」刻まで、5-6度鳴動、亥刻、鳴動。(『如是院年代記』『日本災変通志』) ▣(11月17日)地震、亥刻。無動寺境につき山門衆徒蜂起。(『満済准后日記』『日本災変通志』)  ▣(12月17日)伏見住民、醍醐寺領炭山に乱入。この日、幕府侍所、張本人探索。(『満済准后日記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣翌年ユ1月15日(12月24日)京都初雪。(『京都気象災害年表』) ▣相国寺大塔焼亡。
■1414年(応永21年) ▣(3月2日)京都火災。四条坊門-東洞院烏丸間焼亡。(『満済准后日記』『京都の歴史10 年表・事典』『日本災変通志』) ▣ユ5月20日(5月2日)京都大風雨。(『京都気象災害年表』) ▣(閏7月22日)幕府、妙本寺破却の張本糺弾のため、延暦寺衆徒ら嗷訴。(『満済准后日記』『京都の歴史10 年表・事典』) 
■1415年(応永22年) ▣(3月16日)相国寺塔頭・常徳院焼亡。(『満済准后日記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(4月19日)洛中猥雑種々荒説あり。今夜。後鎮定。(『満済准后日記』『日本災変通志』) ▣ユ7月19日(6月13日)京都寒風雨・雹。洛中大雷降雨、雹降り冬の如し。(『満済准后日記』『神明鏡』『立川寺年代記』『如是院年代記』『京都気象災害年表』『日本災変通志』)   ⋄延暦寺衆徒、日吉社神輿を奉じ入洛強訴。足利義持、即日訴訟を裁許。(24日)、幕府制止。(『満済准后日記』『神明鏡』『立川寺年代記』『如是院年代記』『京都の歴史10
年表・事典』) ▣翌年ユ1月11日(12月11日)京都初雪。(『京都気象災害年表』)
■1416年(応永23年) ▣(1月9日)京都暴風雨・落雷。戌刻、北山に造営中の旧相国寺七重大塔、雷火で焼失。(『如是院年代記』『大乗院日記目録』『満済准后日記』『立川寺年代記』『看聞御記』『京都の歴史10
年表・事典』『日本災変通志』『日本歴史災害事典』『日本史総合年表』) ▣(3月6日)京都火災。五条万里小路より失火、数10町焼亡。 (『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』『京都事典』) ▣(6月1日)足利義持、相国寺に臨み兵器蔵する寺僧を捕え遠流に処す。(『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(6月)三日病流行。 (『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』『京都事典』) ▣(7月1日)後小松上皇(第100代)の仙洞御所(一条東洞院)、類火により焼亡。万里小路裏筑地焼失。(『満済准后日記』『東寺王代記』『如是院年代記』『京都の歴史10
年表・事典』『日本災変通志』『日本歴史災害事典』) ▣ユ12月7日(11月18日)京都初雪。(『京都気象災害年表』)
■1417年(応永24年) ▣(2月7日/8日)山科郷民と醍醐郷民との抗争で、侍所の兵が向かう。侍所・民家数百軒焼失。(『看聞御記』『京都の歴史10
年表・事典』) ▣(4月13日)京都火災。五条坊門辺、矢田地蔵堂焼亡。(『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(4月14日)河原院焼亡。(『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(8月20日)下京綾小路大宮と四条大宮間の小家で敵対。(『康富記』) ▣(10月29日)清水寺北斗堂焼亡。(『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(11月7日)京都大雪。(『満済准后日記』『日本災変通志』) 
■1418年(応永25年) ▣(3月3日)京都火災。北小路今出川より出火、相国寺法界門・薬師堂、門前8町、仙洞東の在家まで焼亡。 (『満済准后日記』『看聞御記』『京都の歴史10
年表・事典』『京都事典』『日本災変通志』『日本歴史災害事典』) ▣(3月)京都大火。(『看聞御記』『日本史総合年表』) ▣(6月25日)大津馬借人など祇園神輿を奉じ、米沽却通路の件を強訴。足利義持、侍所に鎮撫させる。(『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(7月26日)園城寺僧兵の因幡堂襲撃に備え、近辺住宅・因幡堂を警固。(『康富記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(10月9日)幕府、有徳者・白鬢大夫捕える。(『康富記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣ユ11月14日(10月17日)京都初雪。(『京都気象災害年表』) ▣(12月19日)相国寺鎮守八幡社壇1カ所焼失。今暁。(『満済准后日記』『日本災変通志』) 
■1419年(応永26年) ▣ユ3月1日(2月5日)京都大風。園韓社顛倒。(『康富記』『京都気象災害年表』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(3月5日)畠山満家第焼亡。(『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(3月13日)六角禅院(大慈院)焼亡。暁、寅刻。(『満済准后日記』『京都の歴史10 年表・事典』『日本災変通志』) ▣(4月1日)京都火災。細川讃州宿(持常第、六角富小路)焼亡。六角富小路、9町焼失。(『満済准后日記』『看聞御記』『康富記』『京都の歴史10
年表・事典』『日本災変通志』) ▣(5月26日)六角道場歓喜光寺焼亡。(『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(6月20日)三条大納言・公光の青侍と将軍近習・関口某若党、上京一条室町で喧嘩。(『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(7月2日)京都で異国(蒙古・高麗)調伏御祈。(『満済准后日記』『日本災変通志』) ▣(7月)東寺、下久世荘名主・土民ら、上久世荘用水井堰を切落とすのを停め、もとの横井を塞ぐことを幕府に請願。(「東寺百合文書」『京都の歴史10
年表・事典』) ▣ユ7月-10月(7月-9月)近畿洪水。(『京都気象災害年表』) ▣(8月1日)京都大洪水。人家流出。(『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(9月10日)山城洪水。伏見田地水没。(『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣ユ11月24日(11月7日)京都初雪。(『京都気象災害年表』) ▣(11月18日)愛宕二ノ瀬の百姓、貴布禰神人殺害。幕府、所司代・氏家範長に撃たせる。(『賀茂社司記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(12月25日)京都火災。天龍寺法界門・在家数10軒焼亡。(『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』)
■1420年(応永27年) ▣(2月)伏見荘農民、深草郷民と用水めぐり争う。(『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣春 食料乏しくなり京都に難民殺到。 ▣ユ4月13日(3月2日)京都雪。(『京都気象災害年表』) ▣(6月1日)旱のため宮廷、東寺・延暦寺・園城寺に雨乞を修させる。(7月2日)、降雨があり。 ▣(6月/4月-応永29年)「応永の大飢饉」、日照り、琵琶湖の水減り淀川の水干上る。 ▣(7月4日)伏見荘、木幡と草苅めぐり争う。(『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(8月10日)後小松上皇(第100代)、泉涌寺と戒光寺との訴論を裁許、戒光寺は泉涌寺の末寺になる。(「泉涌寺文書」『京都の歴史10 年表・事典』)
▣夏頃より、炎旱、神泉苑で孔雀経法修する。(『東寺長者補任』『満済准后日記』『日本災変通志』) ▣(9月10日)幕府、医師・高天、陰陽・助定棟を付狐(きつねつき)の科により捕え、与党一味獄に下す。(『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』)
▣11月13日(10月18日)京都大風雨。(『京都気象災害年表』) ▣(10月23日)京都火災。高辻万里小路焼亡。(『看聞御記』『京都の歴史10
年表・事典』) ▣(10月28日)吉田兼富第焼亡。(『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(11月2日)盗人、土倉宝泉(四条富小路)に入り、放火自殺。(『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(11月22日)京都火災。六角町焼亡。(『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣この年、諸国大旱魃・飢。琵琶湖水3町、淀川干上がり飢餓者多い。 (『年代記残篇』『京都気象災害年表』『京都の歴史10 年表・事典』『京都事典』)
 
■1421年(応永28年) ▣(1月14日)京都火災。中御門東洞院、佐々木四郎宿所焼亡。(『花営三代記』『京都の歴史10 年表・事典』『日本災変通志』)
▣(2月17日)賊僧・竜山、弟子ら捕えられる。(『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(2月18日/1月18日)前年の大飢饉(応永の大飢饉)により、諸国流民洛中に充満。幕府、諸将に命じ五条河原で貧民に賑給。 (『看聞御記』『京都の歴史10
年表・事典』『京都事典』) ▣ユ4月4日(3月2日)京都雪。(『京都気象災害年表』) ▣(5月7日)京都火災。錦小路油小路の16町焼亡。 (『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』『京都事典』) ▣秋 近畿大旱。(『京都気象災害年表』) ▣ユ11月13日(10月18日)京都大風雨。(『京都気象災害年表』) ▣ユ12月1日(11月7日)京都初雪。(『京都気象災害年表』) ▣(11月25日)椎野光明庵焼亡。(『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(11月)京都火災。上京に火事連続。常住院門跡跡・一条町など焼亡。(『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』『京都事典』) ▣(12月7日)畠山満理第焼亡。(『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(12月29日)景愛寺(五辻)方丈焼亡。(『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣この年、京都疾疫流行。悪疫流行し、死者相次ぐ。(『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』)
■1422年(応永29年) ▣(2月8日)園天神南方法華僧坊20余焼亡。(『康富記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣ユ4月3日(3月12日)京都颷風(ひょうふう、つむじ風)。(『京都気象災害年表』) ▣ユ8月16日(7月29日)京都雷雹。(『京都気象災害年表』) ▣(9月5日)伏見住民、三栖住民と野堺争う。侍所頭人・京極高数、人遣わし諭止。(『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣ユ9月21日(9月6日)京都大風。(『京都気象災害年表』) ▣(9月7日)五条河原で死者を弔う大施餓鬼。 ▣(10月8日)南禅寺帰雲院焼亡。(『天下南禅寺記』『南禅寺記』『京都の歴史10 年表・事典』『日本災変通志』) ▣ユ11月10日(10月26日)京都初雪。(『京都気象災害年表』) ▣(12月15日)幕府、侍所に南禅寺僧48人を捕えさせ、寺中兵具没収。(『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣この年、八幡・春日神人と四府駕籠丁、中原家の米屋課役拒否し争論。(「京都御所東山御文庫記録」『京都の歴史10 年表・事典』)
■1423年(応永30年) ▣(1月13日)正親町土御門焼亡。(『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(2月14日)錦小路室町焼亡。(『兼宣公記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(3月14日)京都甚雨大水。河原通路叶わず。(『満済准后日記』『日本災変通志』) ▣(3月18日)足利義量、征夷大将軍になる。(『兼宣公記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣ユ5月10日(4月)京都雹、諸国霖雨。(『京都気象災害年表』) ▣ユ6月17日(5月9日)京都大雨風。申刻、東寺あけずの門開く。相国寺大塔の足代木(たじろぎ)吹き落ち、僧侶など4人打殺。京中筑地覆り、小家大方吹き損ず。(『東寺長者補任』『満済准后日記』『京都気象災害年表』『京都の歴史10
年表・事典』『日本災変通志』『日本歴史災害事典』『日本史総合年表』) ▣ユ8月28日(7月22日)京都大風雨。山城国など暴風雨洪水。(『看聞御記』『京都気象災害年表』『日本歴史災害事典』『日本史総合年表』)
 ▣(7月)京都・諸国霖雨。(『京都気象災害年表』) ▣ユ9月14日(8月10日)京都霖雨・洪水。(『京都気象災害年表』) ▣(10月21日)地蔵堂(六角室町)焼亡。(『康富記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣11月23日(1月11日)秋田で地震、M6.5 、京都でも被害。 ▣翌年ユ1月26日(12月25日)京都初雪。(『京都気象災害年表』)
■1424年(応永31年) ▣(1月2日)京都疾疫流行。疱瘡流行。将軍・足利義量も罹患。(『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(1月6日)京都火災。勘解由小路堀川在家、少々焼失。(『立川寺年代記』『満済准后日記』『日本災変通志』) ▣(1月28日)京都火災。塩小路在家数10軒焼亡。(『満済准后日記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(2月1日)仙洞北、石薬師小堂炎上、房主禅僧焼死。(『立川寺年代記』『日本災変通志』) ▣(4月10日)醍醐寺衆徒・郷民ら、境界争い石山寺襲撃。(『満済准后日記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣ユ5月27日(4月29日)京都大雨水。加茂川洪水。七条河原2人流死。(『立川寺年代記』『京都気象災害年表』『日本災変通志』) ▣ユ6月18日(5月22日)京都雨水。(『京都気象災害年表』) ▣ユ7月8日(6月12日)京都霜。(『京都気象災害年表』) ▣(8月10日)四条道場金蓮寺焼失。夜亥半刻。時宗衆の放火という。(『立川寺年代記』『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』『京都事典』『日本災変通志』『日本歴史災害事典』『日本史総合年表』) ▣(10月14日)八幡神人200人、飯尾加賀守宿所で兵具帯び参洛強訴間に、幕府により召捕らる。申刻。多人数殺傷。(『立川寺年代記』『看聞御記』『京都の歴史10
年表・事典』『日本災変通志』) ▣ユ11月13日(10月22日)京都雪。(『京都気象災害年表』) ▣この年、京都大風。(『京都気象災害年表』)
■1425年(応永32年) ▣(1月6日)山門横川飯室不動焼亡。本尊、灰燼中より無事出す。(『満済准后日記』『日本災変通志』) ▣(1月28日)京都火災。今出川武者小路焼亡。(『薩戒記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(3月23日)鷹司東洞院(坊)焼亡。戌刻。(『花営三代記』『日本災変通志』) ▣(4月22日)京都火災。鷹司東洞院焼亡。(『花営三代記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣ユ6月27日(6月12日)京都大雨水。(『京都気象災害年表』) ▣ユ7月27日(閏6月12日)南禅寺、雷火。(『京都気象災害年表』) ▣(閏6月25日)京都火災。清水坂辺火事。(『薩戒記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(閏6月-12月)京都で断続的に地震。(『満済准后日記』『日本歴史災害事典』『日本史総合年表』) ▣ユ8月15日(7月2日)京都風雨。(『京都気象災害年表』) ▣ユ8月20日(7月7日)京都大風。(『京都気象災害年表』) ▣ユ8月30日(7月17日)京都風雨。(『京都気象災害年表』) ▣ユ9月8日(7月26日)京都大雨洪水。鴨川洪水。河原小屋数10軒流失、三条朱雀土蔵流失。(『満済准后日記』『京都気象災害年表』『京都の歴史10
年表・事典』『京都事典』『日本災変通志』) ▣(8月14日)京都大火。相国寺、伽藍・6塔頭以外焼失。鹿苑寺など焼亡。今出川東、富小路北、万里小路西、一条北の在家焼亡。(『東寺長者補任』『如是院年代記』『看聞御記』『京都の歴史10
年表・事典』『京都事典』『日本災変通志』『日本歴史災害事典』『日本史総合年表』) ▣(9月24日)京都火災。大炊御門西洞院辺4-5町焼亡。金光寺焼亡。(『看聞御記』『京都の歴史10 年表・事典』) ⋄祟福寺焼亡。(『兼宣公記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(10月13日)蔵人五辻公仲第(一条、万里小路)焼亡。(『薩戒記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣ユ12月14日・グ12月23日(11月5日)京都地震。М6.0 築垣多く崩れる。終日震う。余震続く。(『日本被害地震総覧』「 地震インフォ」)
■1426年(応永33年) ▣(1月15日)京都大火。巳半刻、五条より出火、姉小路-高辻、室町-富小路間、100余町/8町焼亡。 細川持常讃岐守邸・大館上総守焼失。(『如是院年代記』『薩戒記』『京都の歴史10
年表・事典』『京都事典』『日本災変通志』) ▣(1月28日)京都火災。放火により一条猪熊、土倉善住坊焼失、小屋20余軒焼失。(『満済准后日記』『京都の歴史10 年表・事典』『日本災変通志』)
 ▣(2月9日)京都火災。申末刻、三条押小路-五条間焼亡。 4丁20町、下へ11町焼失。(『満済准后日記』『京都の歴史10 年表・事典』『京都事典』『日本災変通志』) ▣(3月2日)嵯峨霊松院焼亡。(『満済准后日記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(3月6日)京都火災。押小路東洞院-三条坊門間の在家焼亡。(『康富記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(3月7日)伏見退蔵庵焼亡。放火による。(『満済准后日記』『京都の歴史10 年表・事典』『日本災変通志』)  ▣(6月8日)近江坂本馬借など京都乱入、北野社公文所焼かんとし、幕府、兵を派遣し防ぐ。(『満済准后日記』『京都の歴史10 年表・事典』)
▣ユ7月20日(6月16日)京都雨水。(『京都気象災害年表』) ▣(6月18日)京都地震。(『満済准后日記』『日本歴史災害事典』『日本史総合年表』) ▣ユ9月4日(8月3日)京都・山城大風雨・雷鳴。鴨川洪水。所々吹き損、五条橋流失。(『満済准后日記』『京都気象災害年表』『京都の歴史10 年表・事典』『京都事典』『日本災変通志』)  ▣(12月20日)京都大地震。夜、下京綾小路烏丸4町焼失。(『満済准后日記』『日本災変通志』)  
■1427年(応永34年) ▣(1月5日)京都火災。夜、五条烏丸、東洞院間焼亡。(『満済准后日記』『日本災変通志』) ▣(1月19日)湯屋(祇園大路)で喧嘩。(『満済准后日記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣ユ6月15日(5月21日)京都大雨洪水。(『京都気象災害年表』) ▣(5月23日)京都連日の降雨。加茂川洪水、四条橋・五条橋流失、通行難儀。河原在家100余流失・男女少々流死。(『満済准后日記』『編年差別史4』『日本災変通志』『日本中世気象災害史年表稿』『日本歴史災害事典』『日本史総合年表』) ▣(6月14日)祇園会後、駕籠丁と宮仕、合戦。 ⋄白川郷・京都で印地打、ともに死傷者多数。(『満済准后日記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(6月27日)延暦寺衆徒の訴により、高倉永藤を流罪に処す。(『兼宣公記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣ユ7月24日(7月1日)京都風雨洪水。三条以下、河原辺小屋数10軒流失。(『満済准后日記』『京都気象災害年表』『日本災変通志』)  ▣(7月28日)京都大雨。加茂川洪水。(『満済准后日記』『日本災変通志』)  ▣(8月14日)太政官庁焼亡。朝。乞食の付火(放火)とも。(『満済准后日記』『如是院年代記』『兼宣公記』『京都の歴史10 年表・事典』『日本災変通志』『日本歴史災害事典』) ▣ユ9月11日(8月20日)京都大風雨水。洪水により河原大水、通行できず四条橋へ廻り京に出る。(『満済准后日記』『京都気象災害年表』『日本災変通志』)
 ▣ユ9月23日(9月3日)近畿大風・雨水。八幡辺洪水、所々橋流失・人流死。(『満済准后日記』『薩摩戒記目録』『喜連川判鑑』『京都気象災害年表』『日本災変通志』『日本歴史災害事典』『日本史総合年表』) ▣(10月4日)山城国畑郷(日吉社生得神人)と笠取庄と薪商売につき相論。(『満済准后日記』『日本災変通志』) ▣(10月26日)左京大夫・赤松満祐、憤り京の宿舎自火により焼失。足利義持が満祐の所領播磨を一族・持貞に与えたことによる。(『満済准后日記』『京都の歴史10
年表・事典』『日本災変通志』) ▣ユ12月4日(11月16日)京都初雪。(『京都気象災害年表』)
■1428年(応永35年/正長元年) ▣(2月6日)歓喜光寺焼亡。(『薩戒記目録』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(2月24日)京都火災。二条油小路・土御門室町焼亡。(『兼宣公記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(3月12日)京都火災。近江万里小路焼亡。(『兼宣公記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(3月21日)京都火災。春日町焼亡。(『兼宣公記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(閏3月4日)京都火災。正親町大宮焼亡。(『兼宣公記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(4月26日)京都疾疫流行。「三日病」流行。朝廷、諸社に祈祷を命じる。 (『満済准后日記』『京都の歴史10 年表・事典』『京都事典』『日本歴史災害事典』) ▣(5月23日)京都雨洪水。(『満済准后日記』『日本災変通志』) ▣(7月28日/8月28日)第102代・後花園天皇践祚。(『満済准后日記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(8月28日)北野社西京神人ら、同社閉籠、幕府に強訴。(『満済准后日記』『京都の歴史10
年表・事典』) ▣ユ10月9日(9月1日)京都大風/大風雨。叡山諸坊数カ所吹き破られる。清滝宮辺の杉・檜・松などの大木100本以上顛倒。小栗栖・雲禅寺・天神社頭など顛倒。?(『正長元年記』『満済准后日記』『京都気象災害年表』『日本災変通志』)
 ▣(9月18日)京畿諸国土民ら、糾合し幕府に徳政要請。(『大乗院寺社雑事記』『京都の歴史10 年表・事典』) ⋄醍醐郷民蜂起、侍所軍兵警固。(『満済准后日記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(9月)「正長の土一揆」、土一揆の始まり。徳政と号し農民ら、土倉・酒屋・寺院を破却、借銭証文などを破り雑物を奪う。管領成敗す。日本開闢以来、土民蜂起は初めてなり。(『満済准后日記』『日本災変通志』『日本歴史災害事典』) ▣(10月15日)京都火災。中御門高倉焼亡。三光院・松田貞清第など類焼。(『満済准后日記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(11月4日)洛南で土一揆。東寺占領、針小路猪熊辺に発向。(「東寺百合文書」『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(11月5日)土一揆に備え、所司代・浦上性貞、軍兵、東寺に籠める。(「東寺百合文書」『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(11月22日)侍所頭人・赤松満祐、洛中に徳政禁制の高札掲げる。(「東寺百合文書」『京都の歴史10 年表・事典』) ▣(12月)所司代・浦上性貞、東寺に土一揆警固話触れ達す。(「東寺百合文書」『京都の歴史10 年表・事典』) 
■1429年(正長2年/永享元年) ▣(2月5日)丹波国土一揆蜂起。(『満済准后日記』『日本災変通志』『日本史総合年表』) ▣ユ4月12日(3月9日)京都降灰。(『京都気象災害年表』) ▣(3月15日)石清水八幡宮御前外殿の大床上で神人2人切腹、南楼門、四足門出て絶命。(『満済准后日記』『日本災変通志』)
▣(4月21日)東山太子堂焼亡。夜、子刻。本尊など灰燼。(『満済准后日記』『京都の歴史10 年表・事典』『日本災変通志』) ▣(4月25日)細川持元の被官人ら、西七条朱雀地下人と争闘。(『満済准后日記』『京都の歴史10 年表・事典』) ▣ユ11月19日(10月23日)京都初雪。(『京都気象災害年表』) ▣(11月2日)京都火災。暁、仙洞西一条辺焼亡。宰相中将・四辻季保の小屋焼失。(『満済准后日記』『日本災変通志』) 
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*このページでは現在は使われない用語も、歴史的な表現としてそのまま記しています。用語の統一は行っていません。近代以前は原則旧暦。 |
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京都歴史災害年表 8
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