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柊野ダム (京都市北区) Hiiragino Dam(erosion-control dam) |
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柊野ダム | 柊野ダム | |
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![]() 庄田橋から見た北方向、柊野砂防堰堤 ![]() ![]() 中央の丸い小山が神山 ![]() 堰の上流周辺 |
鴨川の上流には、柊野(ひいらぎの)ダムがある。正式な名称は「柊野砂防堰堤」という。 ◆歴史年表 近代、1935年6月、「昭和十年鴨川大洪水」の後に砂防堰堤が改修された。 1940年、完成した。 ◆砂防堰堤 柊野ダムは、鴨川の上流(上賀茂北ノ原町、西賀茂樋ノ口町)にある。正式名称は「柊野砂防堰堤」という、砂防ダムであり、京都府が管理している。 堰堤は、近代、1935年6月の「昭和十年鴨川大洪水」の後に改修された砂防堰堤になる。谷の上流からの土砂の抑制と、河道の安定のために1940年に完成した。 砂防堰堤の役割は、土砂災害の防止のためにある。土石流の防止、流出土砂量の調整、地すべり防止などの役割を担う。柊野ダムはすでに満砂している。土砂量の調整、河床勾配を緩やかにすることで、河床の侵食を防ぐ役割を果たしている。 高さ7m、長さ96m、水深2m、計画貯砂量15万㎥、流域面積121.7㎢、堰堤型式は重力式で、コンクリートの質量によるダム自重で水圧に耐えている。 ◆鴨川大洪水 「昭和十年鴨川大洪水」では、2回の豪雨により、桂川、天神川など他の河川の洪水もあわせて市内の各所が冠水し、多くの橋が流出した。当時、鴨川に架かっていた41の橋のうちの32(20とも)が流され、犠牲者も出た。 被害が拡大したのは、前年の室戸台風で山林での倒木が相次ぎ、山が荒れていたことも一因に挙げられている。 翌年から、11年間にわたる大規模な鴨川河川改修工事が行われ、砂防堰堤なども造られた。その後鴨川では、洪水による大きな被害は出ていない。 ◆アウトドア 一帯は、アウトドア派の人気を集めている。堰の上流には柊野運動公園も整備されている。 ◆神山 堰堤の東に、上賀茂神社のご神体の神山(こうやま、301.5m)を望むことができる。神の鎮座する神奈備山(かんなびやま)として円錐形をしている。山は禁足地(立入禁止)になっている。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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