新撰組不動堂村屯所跡 (京都市下京区)  
The ruins of Shinsengumi-fudodoson Headquarter
新撰組不動堂村屯所跡 新撰組不動堂村屯所跡
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「不動堂村屯所跡」の石碑、「誠」、「事あらば われも 都の村人と なりて やすめん 皇御心 」、新選組局長・近藤勇と刻まれている。


【参照】「此付近 新選組最後の洛中屋敷跡」の石標
 リーガロイヤルホテル京都の敷地東側、堀川通に面して、「不動堂村屯所跡(ふどうどうそん とんしょ あと)」の石碑が立つ。
 幕末、この付近に新撰組の不動堂村屯所があったという。また、石碑の東には、近年、「此付近(このふきん) 新選組最後の洛中屋敷跡(しんせんぐみ さいごの らくちゅうやしき あと)」の石標も新たに立てられた。
◆歴史年表 
江戸時代、1867年、6月15日(旧暦)、新撰組は西本願寺屯所から葛野郡不動堂村の不動堂村屯所に移転した。
 1868年、12月14日(旧暦)、鳥羽・伏見の戦い後に屯所は閉鎖される。新撰組は伏見奉行所に移った。
 現代、2003年、6月15日、リーガロイヤルホテル京都・安寧自治連合会は、「不動堂村屯所跡」の石碑を立てた。
 2009年、ハトヤ瑞鳳閣により、「新選組最後の洛中屋敷跡」の石標が立てられた。
◆新撰組屯所 江戸時代後期、1863年2月23日、清河八郎の指揮下で上洛した浪士組(後の新撰組)のうち、壬生の八木源之丞邸には、芹沢鴨、近藤勇ら13人が分宿する。その後、前川邸も屯所の役割を担う。
 1865年3月10日に、壬生屯所が手狭になり、2度目の西本願寺屯所(西六条境内学林寺、西本願寺北集会所)に移った。
 さらに、1867年6月15日(旧暦)、西本願寺屯所から3度目の不動堂村屯所に移転した。新撰組局長・近藤勇らが幕府直参になった5日後のことだった。移転の際には、西本願寺が経費を出したという。これには、土方歳三の指示により吉村貫一郎が交渉に当たった。
 不動堂村屯所の場所は、不動堂村付近になるという。「堀川の東、木津屋橋の南」になる。(『京都坊目誌』)。「不動堂村」の地名は「不動堂明王院」に因んでいるという。ただ、屯所の詳細は不明で、場所についても特定されておらず、「幻の屯所」といわれた。
 坂本龍馬に仕えた貸本屋・菊屋峰吉の証言によると、現在、不動堂村屯所跡の石碑(堀川通塩小路)が立つ付近に屯所があったともいう。この付近に西本願寺の南集会所があり、これを改築したという。なお、峰吉は、屯所に近藤勇の好んだ軍記物の本を届けている。
 また、「新選組最後の洛中屋敷跡」の石標(南不動堂町西洞院通塩小路下ル西側付近)ともいう。新撰組隊士・宮川信吉の書簡に「七条通り下ル」、幹部・永倉新八の手記に「七条堀川下ル」と記されているためともいう。
 不動堂村屯所の敷地は3700坪(12231.4㎡)を有した。高堀で囲まれ、表門、玄関、侍長屋、使者の間、客間、幹部の居間、平隊士の部屋、物見中間・小者の部屋、物見櫓、台所、30人が入れる大風呂、馬屋なども備えていた。
 その後、1867年11月9日に大政奉還、1868年12月9日に王政復古の大号令が発せられた。12月14日、鳥羽・伏見の戦い後に、不動堂村屯所は6か月間使用後に閉鎖された。その後、新撰組は伏見奉行所に移っている。
 なお、新撰組が使用した西本願寺屯所の北集会所、不動堂村屯所の建物も、1868年に姫路亀山の本徳寺に移築された。それぞれ、本堂、表書院として現存し、新撰組が付けたという刀傷も残されているという。


原則として年号は西暦を、近代以前の月日は旧暦を使用しています。
参考文献 案内板、ウェブサイト「京都市 京都のいしぶみデータベース」、『京都新選組案内』『新選組大事典』『新選組と幕末の京都』『京都幕末維新かくれ史跡を歩く』、ウェブサイト「コトバンク」


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京都市内史跡地図 平安京オーバレイマップ・碑・発掘調
map 新撰組不動堂村屯所跡 〒600-8237  京都市下京区松明町
   新選組最後の洛中屋敷跡 〒600-8234  京都市下京区南不動堂町,西洞院通塩小路下ル西側
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