岡本やすらい堂 (京都市北区)
Okamotoyasuraido
岡本やすらい堂  岡本やすらい堂
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岡本やすらい堂、大田神社の東
◆岡本郷 この地はかつて上賀茂神社の社領地、賀茂六郷の岡本郷だった。岡本の地名初見は古く、正倉院文書『優婆塞貢進解』(734)にすでにある。
 平安時代、833年、「神戸百姓」は、賀茂大神のために賀茂社の東一里に、神仏習合の岡本堂という仏教、修法を行なう道場を建立した。堂は検非違使により一度破却されたが、勅により再建されたという。(『続日本後紀』) 
◆やすらい祭 平安時代末期に始まった鎮花祭の「やすらい祭り」は、ここでは賀茂祭(葵祭)当日5月15日午前10時から行われる。近代以前は、4月10日(現在は4月の第二日曜日)の「今宮やすらい祭り」と同じ日に開催されていた。猪頭(いがしら)を被り、馬を駈けて神に祈った。
 重要無形民俗文化財に指定された「上賀茂やすらい祭り」は、岡本町と梅ケ辻町の住民による「上賀茂やすらい踊り保存会」によって伝えられている。
 祭列は、岡本やすらい堂(岡本町会所)を出発し、町内を回り、大田神社、上賀茂神社へと向かい、岡本やすらい堂に戻る。祭列は、「いんやすらいや花や 今年の花はよう咲いた花や」と声を上げながら練る。
 町内の辻では「門ばらい」というシャグマ、(羯鼓〔かんこ〕、小鬼、シャグマ)が囃しに合わせて舞う。風流傘の下に入ると病気にかからないといわれている。
 

*参考文献 『京都洛北やすらい祭  フィールドワークからのアプローチ』


  上賀茂神社        大田神社       今宮神社       川上神社       玄武神社          

やすらい祭、社家町
祭列は風流傘のあとに稚児、シャグマ、笛方
やすらい祭、上賀茂神社

やすらい祭の祭礼が行われる祠、岡本やすらい堂の東

別の町内にあるやすらい堂、やすらい踊りの碑
 岡本やすらい堂 京都市北区上賀茂岡本町 

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