親縁寺 (京都市上京区)  
Shinen-ji Temple
親縁寺 親縁寺
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表門


表門


本堂

本堂


庫裡


鐘楼


鐘楼、梵鐘




玄関
 親縁寺(しんえんじ)は、今出川六軒町上ルにある。
 浄土宗、御本尊は阿弥陀如来。
 十一面観音像は、乾(戌亥)三十三所の第24番札所本尊、大日如来像は、洛陽五智如来の一つ。
◆歴史年表 江戸時代、1606年、頓誉(とんよ)が、第107代・後陽成天皇の勅許を得て創建したという。(『坊目誌』)
 1730年、6月20日、享保の大火(西陣焼け)で、近くの燈明寺とともに類焼した。(『翁草』)。また、災禍翌日、焼失した報恩寺、浄福寺、大超寺、護念寺、瑞雲院、親縁寺各庵、香林寺、無量寺、善福寺の9寺は、知恩院へ被害を届けている。(『知恩院日鑑』)
 近代、1868年、神仏分離令後に北野天満宮の多宝塔から大日如来などが遷された。明治維新の頃、境内塔頭・朝松院が本寺に合併される。
◆頓誉 江戸時代の浄土宗の僧・頓誉(とんよ)。詳細不明。1606年、親縁寺を創建した。
◆仏像・木像 ◈本堂内陣には本尊の「阿弥陀如来像」が安置されている。
 右手奥に「法然上人像」、「善導大師像」、左手奥に乾(戌亥)三十三所の第24番札所本尊の「十一面観音像」、洛陽五智如来の一つ「大日如来像」、「地蔵菩薩像」が安置されている。
 大日如来像、須弥壇台座、荘厳具の一つ華鬘(けまん)は、近代、1868年の神仏分離令後に北野天満宮の楼門右手にあり破却された多宝塔から移された。須弥壇の金具、華鬘に北野天満宮の神文「梅鉢」が入る。
 ◈須弥壇背後に安土・桃山時代-江戸時代の画家・狩野山楽(1559-1635)筆「釈迦如来」が掛けられている。
 ◈庫裏の神棚中央に「八臂弁財天」、「韋駄天像」、左手に「大黒天像」、右手に「青面金剛像」が祀られている。
◆建築
 本堂、書院、庫裏、鐘楼などがある。
 ◈「本堂」は鉄筋コンクリートの2階建、2階は純木造。
◆庭園 書院に庭園がある。
◆洛陽五智如来 「洛陽五智如来」は、千本釈迦堂の釈迦如来(上京区)、親縁寺の大日如来(上京区)、西正寺の宝生如来(上京区)、教善寺の阿閦如来(上京区)、東寺・五重塔の阿弥陀如来(南区)の5カ寺になる。
◆並河家
 並河家は丹波国桑名郡並木村(現在の京都府亀岡市)に本拠地があり、桓武平氏相馬氏一族、明智光秀軍に従ったともいう。後に京都の千本今出川付近へ移った。
 「並河人形店」は、江戸時代の1700年代後半/天明年間(1781-1789)に、京都四条御旅町で創業した。初代は並河清助 ​(? -1784)であり、「金毛亭吉文字屋並川清右衛門」(『京都商人買物独案内』)とも記されている。近代、昭和期(1926-1989)初期、5代の時に廃業している。
 「けうゑや(毛植屋)」の屋号にあるように、「毛植人形」は毛植細工を施した人形作りで、かつて京都の特産品の一つだった。雛人形、稚児、桃太郎一行などのほかに、仔犬(狆)、兎、猪、山羊、小鳥、白馬、そのほか道具類、兜、刀などもあった。張り子状の本体に、絹の細い絓糸(すがいと、縒りをかけない一本の生糸)を植え込んでいる。特に小動物は、全身の毛を丹念に植毛している。
◆墓 並河家歴代の墓がある。初代・並河清助(?-1784)、2代・名不詳​(?-?)、3代・清右衛門​(?-1881)、4代・忠次郎​(?-1935)、5代・國治(?-1939)。


❊非公開
原則として年号は西暦を、近代以前の月日は旧暦を使用しています。
参考文献 『京都市の地名』、ウェブサイト「京都西陣の瑞雲院にみる『享保の大火』からの本堂再建 京都歴史災害研究 第13号(2012年)」、ウェブサイト「京人形 並河人形店 けうゑや」、ウェブサイト「京のお人形 京都民報」


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京都市内史跡地図 平安京オーバレイマップ・碑・発掘調
map 親縁寺 〒602-8314 京都市上京区佐竹町130,今出川六軒町上ル phone 075-463-1947 
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