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厳島神社 (京都市北区) Itsukushima-jinja Shrine |
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厳島神社 | 厳島神社 |
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![]() ![]() ![]() ![]() 拝殿 |
鴨川の源流、雲ヶ畑中畑にある厳島神社(いつくしま じんじゃ)は、「厳島社」とも呼ばれた。正しくは「天津石門別雅姫(あまついわとわけわかひめ)神社」といわれる。 かつては知恵と音楽の女神、弁財天信仰により、「雲ヶ畑弁財天社(弁財天社)」、「石戸別(いわとわけ)弁財天」、「雲ヶ畑弁財天」とも称された。雲ヶ畑、中津川地域の産土神だった。 祭神は、女神の天津石門別雅姫(あまついわとわけわかひめ)、山の神を祀るともいう。都の水源地を守る社として崇敬を集めた。 ◆歴史年表 創建の詳細、変遷は不明。 年代不詳、当初は、岩屋山中に祀られていた。 平安時代中期、927年の『延喜式』の名神大社に列した、「天津石門別雅姫(あまついわとわけわかひめ)神社」ともいう。 その後、志明院(北区)の創建に伴い、現在地に遷されたという。 江戸時代、産土神として「雲ヶ畑弁財天」と称された。 近代、1868年、神仏分離令後の廃仏毀釈の折に、水神を祀る安芸厳島神社にあやかり、現在の「厳島神社」に改名されたという。弁財天は廃された。 明治期(1868-1912)、かつて中津川、中畑にあった末御・中主神社(秦大明神)、大山祇神社(高橋社)、稲荷神社、八幡神社の四社がこの地に合祀される。摂社、小宮として境内に祀られている。 ◆石門岩 本社裏山に、二つの石門岩(いわといわ、5m)がある。二つの岩は、15m離れて祀られている。岩には、天津石門別雅姫が降臨したという。 ◆神木 かつて、樹齢400年を越えるご神木のスギの大木があった。 トチノキがある。 *年号は原則として西暦を、近代以前の月日は旧暦を使用しています。 *参考文献 『京都・山城寺院神社大事典』『京都府の歴史散歩 上』『昭和京都名所図会 3 洛北』『京都大事典』『京都 神社と寺院の森』 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 本殿 |
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![]() 四社が合祀されている。 |
![]() 樹齢400年だったという杉の巨木の切り株。境内で一番大きかったご神木も、2006年に枯死し、やむなく伐り倒された。 |
![]() 石門岩、左奥に同じような巨岩が祀られている。 |
![]() 【参照】雲ヶ畑川 |
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