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天津神社 (京都市北区) Amatsu-jinja Shrine |
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天津神社 | 天津神社 |
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![]() 神門 ![]() ![]() ![]() ![]() 神殿 ![]() 光明稲荷大神 ![]() 光明稲荷大神 |
平野宮本町に天津神社(あまつ-じんじゃ)はある。神の恩恵を授かる「おみくじ(美くじ )の社」と呼ばれている。 単立神社で、祭神は天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、高御産巣日神(あめのみなかぬしのかみ)、神産巣日神(かみむすびのかみ)の3座になる。ほかに、天照皇大神(てんしょうこうたいしん)、八百萬(やおよろず)の神々を祀る。 家内安全、商売繁昌、交通安全、厄除、学業成就、身体健康、手術成功、無病息災、社運隆昌などの信仰を集める。 ◆歴史年表 創建、変遷の詳細は不明。 近代、明治期(1868-1912)、すぐ南の境内より現在地に遷ったという。1920年前後、創始されたともいう。 ◆祭神 祭神は天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、高御産巣日神(あめのみなかぬしのかみ)、神産巣日神(かみむすびのかみ)であり、造化三神(ぞうか-さんじん)といわれている。 奈良時代の『古事記』(712年献上)では次のように記されている。万物を生成化育する根元神になる。日本神話の天地開闢(てんち-かいびゃく)の際に、天上の国である高天原(たかまがはら)に出現した。国土、人間、万物を創造した三神になる。 ◆光明稲荷大神 光明稲荷大神が祀られている。 ◆建築 ◈「神門」は東面している。 ◈「本殿」は東面し、北側に神殿がある。 ◆参拝方法 拝礼は座礼で行い、二礼二拍手一礼する。 正座し、御祓いを受ける時、神職の祝詞奏上の際に、前に手をつき頭を下げる。 正座のまま祭神に向かい、2回深く礼をする。胸前で2回拍手する。1回深く礼をし、最後に軽く御辞儀をして退く。 ◆おみくじ 古代みくじ(美くじ)は、神殿脇に置かれている。108本ある竹(虎竹)の表裏に、直接それぞれ違う神託が短い言葉で書かれている。 明治期に強い力を持っていたという初代宮司が書き残した。くじの7割が厳しい戒めの言葉であり、吉凶などは書かれていない。よく当たると評判になった。願うことを決めてから引く。 ◆年間行事 歳旦祭(1月元旦-3日)、節分祭(2月1日-3日)、月次祭・教祖例年祭(2月第3日曜日)、月次祭・春季祖先慰霊大祭(3月第3日曜日)、春季大祭(4月第3日曜日、案内者に限る)、月次祭(5月第3日曜日)、月次祭(6月第3日曜日)、夏越の大祓(年度後半の厄払い茅の輪くぐり)(6月28日-30日)、月次祭(7月第3日曜日)、月次祭(8月第3日曜日)、月次祭・秋季祖先慰霊大祭(9月第3日曜日)、秋季大会(要出欠)(10月21日)、月次祭・光明稲荷御火焚祭(11月第3日曜日)、最後の月次祭(12月第3日曜日)。 月次祭・大祭はすべて第3日曜日の午後一時より。 ❊原則として年号は西暦を、近代以前の月日は旧暦を使用しています。 *年間行事は中止、日時・場所・内容変更の場合があります。 ❊参考文献・資料 ウェブサイト「天津神社」、駒札「天津神社」、『ムー 2020年7月号』、ウェブサイト「コトバンク」 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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