神明神社 (京都市左京区)
Shimmei-jinja Shrine
神明神社 神明神社 
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 大原・寂光院の北西、山麓急斜面の杉木立の中に神明神社(しんめい じんじゃ)はある。草生町の産土神になる。
 祭神は、本社内宮に天照大神(あまてらすおおかみ)、外宮に豊受大神(とようけのおおかみ)、末社・八幡宮に八幡大神(はちまんおおかみ)を祀る。
 式内社の論考社。平安時代の『延喜式神名式(延喜式神名帳)』(927)記載の「愛宕郡 二十一座 大八座 小十三座」の「大柴神社」に比定される社のひとつとされている。
◆歴史年表 創建の詳細は不明。
 平安時代、972年、『延喜式神名式(延喜式神名帳)』記載の「愛宕郡 二十一座 大八座 小十三座」中の「大柴神社」とみられる社のひとつ(後身)とされる。(『山城志』巻5)
 室町時代、1486年、拝殿で送別の宴が開かれ、「大原神はあまてるかけながら頼む春日もおなじ光を」と詠み、神殿に法楽をした。(『廻国雑誌』)
◆建築 当社は伊勢神宮同じく内宮、外宮の社殿がある。いずれも神明造になる。
 伊勢神宮に代表される神明造の特徴として、屋根が切妻造であること。植物性の材で屋根を葺くこと。板床を比較的高く設けること。壁面は板壁とし、柱は堀立式、組物がないなどがある。
◆宮座 地域内の当番(神主の番)が1カ月にわたり、ご神体の納められた箱を自宅に祀る。また、境内の管理維持を行う。引き継ぎは、かつて月末の深夜に行われていた。現在は、危険ということで27日午後に行われているという。
 地域には江文神社の宮座があり、周辺の8町から1名ずつが選出され構成される。草生町からも長老1名が選ばれている。任期は3年で、半分ずつが改選される。宮座は、江文神社の管理と祭礼を執り行う。
 当社を含む周辺神社の神事は、江文神社の巫女が行っているという。
◆年間行事 例祭(5月5日)、湯立神事(10月10日)。


*年間行事は中止・日時・内容変更の場合があります。
*年号は原則として西暦を、近代以前の月日は旧暦を使用しています。

*参考文献 『寺社建築の鑑賞基礎知識』『昭和京都名所図会 4 洛西』


  関連・周辺江文神社     周辺     関連       


内宮(左)、外宮、神明造


内宮

内宮


外宮

外宮

末社、不明

末社、不明

拝殿

拝殿の絵馬、喜寿(88歳)の祝いに米を測る桝と斗棒の絵馬を当社と江文神社に対で奉納するという。

【参照】境内裏にある不動滝

【参照】石製の剣

【参照】不動さん
神明神社 〒601-1248 京都市左京区大原草生町 
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