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福成寺 (京都市西京区) Fukujo-ji Temple |
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福成寺 | 福成寺 |
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![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本堂 ![]() 蔵王権現堂、本堂よりさらに高い山の中腹にあり、普段の立ち入りはできない。 ![]() 庭園 ![]() ![]() 本堂越しの京都市内の景色 |
樫原(かたぎはら)の福成寺(ふくじょう-じ)は、山号は宝珠山という。 臨済宗建仁寺派。 本尊は十一面観音立像。 京都洛西観音霊場(洛西三十三所観音霊場)第31番札所。 ◆歴史年表 創建の詳細不明。 奈良時代、784年、第50代・桓武天皇による長岡京遷都(784-794)にともない、鎮護道場として創建されたという。 鎌倉時代、建仁寺26世・広済禅師(1266-1344)により禅宗寺院として再興されたという。 室町時代、応仁・文明の乱(1467-1477)により焼失している。 江戸時代、現在の本堂、蔵王権現堂が再建された。 現代、1978年、廃れていた洛西三十三所観音霊場めぐりが再興された。 ◆高山 慈照 鎌倉時代中期-南北朝時代の臨済宗の僧・高山 慈照(こうざん-じしょう、1266-1344)。男性。俗姓は菅原、法名は心鏡、諡号は広済禅師。天台学、律を学ぶ。無本覚心(むほん-かくしん)の法嗣になる。南浦紹明(なんぽ-じょうみん)、高峰顕日(こうほう-けんにち)らに師事した。紀伊・大慈寺の住持、万寿寺、建仁寺26世。建仁寺・霊洞院に移る。1346年、堆雲軒の勧請開山になった。1340年、足利直義の求めにより祈雨し、2日目に降雨させたという。菅原道真の命日に自らの死を予言し果たした。78歳。 法灯系。 ◆仏像 ◈ 本尊「十一面観世音立像」は藤原時代(894-1285)中期作になる。札所本尊でもある。 ◈ 大日如来、広済禅師坐像をともに安置している。 ◆庭園 本堂前庭として、枯山水式庭園がある。苔庭で、飛石、石組による。 ◆年間行事 蔵王権現堂で、「オコナイ講」(2月11日)が行われる。 *年間行事は中止・日時・内容変更の場合があります。 *年号は原則として西暦を、近代以前の月日は旧暦を使用しています。 *参考文献・資料 『京都・山城寺院神社大事典』、『京都御朱印を求めて歩く札所めぐりガイド』、ウェブサイト「コトバンク」 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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