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多福院 〔龍安寺・妙心寺〕 (京都市右京区) Tafuku-in Temple |
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多福院 | 多福院 |
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龍安寺境内南に塔頭・多福院(たふくいん)がある。 臨済宗妙心寺派。 ◆歴史年表 創建、変遷の詳細は不明。 室町時代、1482年、鉄船宗煕(てっせん-そうき)を開基とする。龍安寺中興の祖・特芳禅傑(どくほう-ぜんけつ)が当庵を創建し、鉄船を住させたともいう。 ◆鉄船宗煕 室町時代後期の臨済宗の僧・鉄船宗煕(てっせん-そうき、?-?)。般若房(はんにゃぼう)。義天玄詔(1393-1462)に参じ、雪江宗深(1408-1486)に印可される。妙心寺の四派開山と同参だが、法嗣を出さず諸国行脚したという。晩年、1482年、龍安寺の中興祖・特芳禅傑(1419-1506)が鉄船を惜しみ、多福院を創建し住させる。 龍安寺石庭の作庭者ともいう。 ◆特芳禅傑 室町時代前期-後期の臨済宗の僧・特芳禅傑(どくほう-ぜんけつ、1419-1506)。諡号は大寂常照禅師。尾張(愛知県)の生まれ。幼少で出家し、東福寺、龍安寺の義天玄詔、美濃・汾陽寺(ふんようじ)の雲谷玄祥、伊勢・大樹寺の桃隠に師事した。1473年、妙心寺・雪江宗深の法を嗣ぐ。龍安寺、丹波・竜興寺、摂津・海晴寺、妙心寺開堂、1478年、大徳寺の住持になる。瑞泉寺、1488年、再興された龍安寺に帰り中興開山になる。1492年、丹波・竜潭寺(旧大梅寺)を開山した。1504年、龍安寺・西源寺で隠退する。西源寺より出された語録に『西源特芳和尚語録』がある。88歳。 詩文に秀でた。弟子に大休など。 *非公開 *年号は原則として西暦を、近代以前の月日は旧暦を使用しています。 *参考文献・資料 『妙心寺』、『妙心寺 六百五十年の歩み』 、ウェブサイト「コトバンク」 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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