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安禅寺 (京都市南区) Anzen-ji Temple |
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安禅寺 | 安禅寺 |
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上久世町、桂川にかかる久世橋の西に安禅寺(あんぜんじ)がある。山号は中興の祖・義空栖雲にちなみ栖雲山(せいうんざん)という。 西山浄土宗、札所本尊は観音堂の三十三観音。 京都洛西観音霊場(洛西三十三所観音霊場)番外札所。 ◆歴史年表 創建の詳細、変遷は不明。 室町時代、観心女王(1434-1491)の創建によるという。当初は御所内に存在したともいう。 江戸時代、1682年/元禄年間(1677-1703)、義空栖雲により現在地に再建された。義空は中興開山になり、山号もそれに因む。 その後、桂川の氾濫で幾たびか被災し、その度に再建された。 現代、1978年、廃れていた洛西三十三所観音霊場めぐりが再興された。 ◆観心女王 室町時代の皇女・観心女王(かんしん-じょおう、1434-1491)。号は芳苑、法名は恵春、安禅寺の宮とも呼ばれた。第102代・後花園天皇の第1皇女、母は嘉楽門院。1441年、安禅寺に入寺した。後に住持になった。57歳。 ◆建築 現在の建物は江戸時代のものという。 ◆観音講 洛西はかつて西国三十三箇所巡礼が盛んな地で、各所で観音講が組織されていた。当寺の観音堂は西国巡礼の写し霊場になっており、江戸時代のものとみられる33体の観音像が安置されている。 かつて、西国巡礼に旅立つ前に、当寺に参詣し巡礼道中の安全を祈願していた。 *年号は原則として西暦を、近代以前の月日は旧暦を使用しています。 *参考文献・資料 『京都御朱印を求めて歩く札所めぐりガイド』、『洛西三十三所観音霊場』 、ウェブサイト「コトバンク」 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 本堂 |
![]() 庫裏 |
![]() 地蔵尊 |
![]() 境内の飛び石 |
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