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浄円寺 (京都市上京区) Joen-ji Temple |
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浄円寺 | 浄円寺 |
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浄円寺(じょうえんじ)は、浄圓寺とも記される。山号を清涼山という。 池田屋事件の舞台になった旅館「池田屋」の主人・池田屋惣兵衛の墓がある。 浄土宗知恩院派、本尊は阿弥陀如来。 ◆歴史年表 安土・桃山時代、1597年、鉄公の開基による。(『坊目誌』) 江戸時代、1864年以降、池田屋惣兵衛が葬られる。 ◆鉄公 安土・桃山時代の浄土宗の僧・鉄公(?-?)。詳細は不明。1597年、浄円寺の開基になる。 ◆池田屋惣兵衛 江戸時代後期の旅館主・池田屋惣兵衛(いけだや-そうべえ、1823-1864)。入江惣兵衛。京都三条で「池田屋」を営業していた。尊攘運動に同情を寄せ、志士に会合の場を提供した。長門萩藩士の定宿になる。1864年7月8日、宿で会合中の宮部鼎蔵、吉田稔麿ら尊攘派諸藩士が新撰組に襲撃された池田屋事件の際に、惣兵衛は近藤勇に殴られ意識を失ったという。その後、妻子とともに逃れた。翌日、京都町奉行に出頭し捕らえられる。13日、六角獄舎内で病死した。42歳。 遺体は家族により浄円寺(上京区)に葬られた。墓は霊山護国神社(東山区)にもある。 なお、事件後に池田屋の器物などは没収されている。営業停止になり廃業になっている。 ◆仏像 本堂に本尊「阿弥陀如来立像」安置する。 その右に、「乾観世音」が安置されている。観音めぐりの第19番札所とされた。詳細は不明。 ◆墓 池田屋惣兵衛の墓がある。法名「照誉光善信士」。 入江家の墓がある。 ❊非公開。 ❊原則として年号は西暦を、近代以前の月日は旧暦を使用しています。 ❊参考文献・資料 『京都市の地名』、ウェブサイト「幕末京都逍遥」、ウェブサイト「コトバンク」 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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