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伊勢向神社 (京都市伏見区) Isemukai-jinja Shrine |
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伊勢向神社 | 伊勢向神社 |
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![]() ![]() ![]() 手水舎 ![]() ![]() ![]() ![]() 本殿 ![]() 社号扁額「伊勢御門太神宮」 ![]() ![]() 【参照】社前脇の淀下津町地蔵尊 ![]() 【参照】「淀下津町」の地名 |
淀下津町(よどしもづ-ちょう)に伊勢向神社(いせむかい-じんじゃ)はある。 祭神は天照大神(あまてらすおおみかみ、天疎向津姫命[あまざかるむかつひめのみこと])を祀る。旧村社。 ◆歴史年表 創建、変遷の詳細は不明。 かつて、宇治川の中島にあった浮田の森に祀られていたという。 近代、1897年-1910年、宇治川の改修工事により中島が水没し、その後、現在地に遷された。 ◆建築 本殿は流造、庇型の幣殿が付く。 ◆伊勢向神社 伊勢向神社の社号扁額には「伊勢御門太神宮」とある。 「伊勢(いせ)」については、「五十瀬(いつせ)」の意味ともいう。瀬の多い処を意味したともいう。このため、祭神は水神ともいう。 ◆浮田の森 浮田の森(うきた-のもり)は、淀小橋の東方、宇治川の中島にあった。淀城の西南350m付近だったという。地名由来は、洪水の増水時にも水没することがなかったことによるという。 浮田の森は和歌の名所としても知られ、歌枕にもなっている。本来は、荒木神社(奈良県五條市)の森を意味し、「大荒木野」とも呼ばれた。「かくしてやなほやなりなむ大荒木の―の標にあらなくに」(『万葉集』11-2839)。「森はうきたのもり。うへきの森。岩瀬の森」(『枕草子』一一二』) なお、与杼(よど)神社(伏見区)付近の森も「大荒木の森」と呼ばれ、平安時代以降はこの地も「浮田の森」とされ混同が起きたという。 ❊年号は原則として西暦を、近代以前の月日は旧暦を使用しています。 ❊参考文献・資料 『京都大事典』、『昭和京都名所図会 6 洛南』、ウェブサイト「コトバンク」 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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