神女神社 (京都府宇治市)  
Shinnyo-Jinja Shrine
神女神社 神女神社
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合祀百年祭記念奉賛会碑


志津川村碑








手水舎


手水舎








拝殿







本殿


本殿


本殿


本殿


摂末社?


皇太神宮遥拝所


鎮守の森


砂防指定地の標


【参照】境内脇の谷川
 宇治市志津川(しづかわ)の山裾の傾斜地に、神女神社(しんにょ-じんじゃ)はある。氏子には平家子孫の伝説がある。
 祭神は、市杵嶋姫命(いつくしまひめのみこと)(神女社)・譽田別尊(ほむたわけのみこと)(八幡宮)・大物主命(おおものぬしのみこと)(三輪社)・猿田彦命(さるたひこのみこと)(猿田彦社)を祀る。
◆歴史年表 江戸時代、1782年、村で火災があり旧記も焼失し、それ以前のことは不明。
 近代、1873年、8月、旧志津川村の各所に小祠が3カ所あり合祀し、この地に神殿を新造し、旧孫社にした。
 1874年、9月26日、鎮座記念祭が行われた。
 現代、2012年、8月13-14日、志津川地区は豪雨災害で大きな被害を受けた。
◆神女神社 かつて、旧志津川村の各所に小祠が3カ所あり、各氏子も異なっていた。このため、旧村社の資格は不備だった。
 近代、1873年8月に、小祠を合祀し新たに神殿を現在地に造営し旧村社にした。1874年9月26日に鎮座記念祭が行われている。
 伝承によれば、氏子祖先は平家一族だったという。厳島の神を崇敬し、祭神のうちの市杵嶋姫命を祀るため、神女神社の名を冠し社号「神女神社」にしたという。(「神女神社由緒書」)
◆建築 拝殿は、旧祠社・三輪社の拝殿を移築している。
◆貫通石 境内に安産の石「貫通石」があるという。説明の墨書が薄く読めないため詳細は不明。
◆災害 志津川地区は山間にあるため、過去に度々土砂災害が起きている。京都府の「土石流・急傾斜地の崩壊」のおそれがある地域に指定されている。境内周辺は傾斜地であり、国土交通省の砂防指定地になっている。
 現代、2012年8月13-14日の京都府南部地域豪雨災害では、この地区も記録的な豪雨になった。宇治市では累計雨量311mm(13 日午前7 時-14 日午前 10 時 40 分)になった。天井川の弥次郎川の堤防が25m決壊し、中小河川も氾濫・溢水した。志津川地区では宇治川支流の志津川で、増水により民家が流され死者2人が出ている。


年号は原則として西暦を、近代以前の月日は旧暦を使用しています。
参考文献・資料 「神女神社由緒書」、「志津川村碑」、『京都の災害をめぐる』、ウェブサイト「宇治市」

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map 神女神社 〒611-0015 京都府宇治市志津川龍ケ壺1
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