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小結棚町会所(公益財団法人放下鉾保存会) (京都市中京区) Meeting place of Koyuidana-cho |
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小結棚町会所 | 小結棚町会所 |
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新町通四条上ルに小結棚町会所(こゆいだなちょう かいしょ) はある。公益財団法人「放下鉾保存会」が置かれている。 町は、祇園祭の山鉾「放下鉾(ほうかぼこ)」 を出している。町屋の会所は、祇園祭町会所建築の典型とされている。 ◆歴史年表 江戸時代、1849年、土蔵が建てられた。 1867年、会所家が建てられた。 現代、1979年-1981年、大修理が施される。 1983年、6月、京都市指定有形文化財に指定された。 ◆町会所 町会所は通りに西面して建てられている。江戸時代、1867年に会所家が建てられた。1849年に奥の土蔵が建てられている。1979年-1981年に大修理が施され、表構えが復元された。 2階建てであり、各階に出入口がある。祭りの際に、土蔵の2階と会所家2階の裏縁の間には、長大な木製の渡廊が架けられる。このため、一階天井に廊下が収納されるようになっている。 ◆放下鉾 「放下鉾(ほうかぼこ)」は、真木の中ほど「天王座」に放下僧(ほうかそう/ほうかぞう)の像を祀る。放下僧は、室町中期以後に現れた僧形の芸能者をいう。放下という曲芸、歌い歩きなどで人気を博した。田楽法師の流れがある。 山鉾頭は、日・月・星三光が下界を照らす形を示している。形が洲浜に似ているため「すはま鉾」とも呼ばれる。 かつては「生稚児」が乗っていた。1929年より、稚児人形に変わった。稚児人形は久邇宮多嘉王(1875-1937)より「三光丸」と命名された。山鉾巡行に際し、鉾上で稚児舞ができるように作られている。 *原則として年号は西暦を、近代以前の月日は旧暦を使用しています。 *参考文献 京都市の駒札、ウェブサイト「放下鉾 | 山鉾について | 公益財団法人祇園祭山鉾連合会」、ウェブサイト「コトバンク」 ![]() ![]() ![]() ![]() |
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