瑞光院 〔萬福寺〕 (宇治市) 
Zuiko-in Temple
瑞光院 瑞光院 
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 萬福寺境内の南に塔頭・瑞光院(ずいこういん)がある。 
 黄檗宗。本尊は釈迦三尊。
◆歴史年表 江戸時代、1665年、即非如一(そくひ にょいち)の塔所として創建された。
◆即非如一 江戸時代の黄檗宗の渡来僧・即非如一(そくひ にょいつ/にょいち、1616-1671)。明、福建省の生まれ。1632年、龍山寺・西来に師事、1633年、出家、費隠通容が黄檗山に晋住したため十戒を受け沙弥。1637年、黄檗山萬福寺・隠元隆琦に師事し菩薩戒を受戒した。1651年、隠元の法嗣、雪峰の崇聖寺の住持。この頃、化林性偀が弟子となる。1657年隠元に招かれ来日、長崎・崇福寺の中興開山。1663年、萬福寺首座、竹林精舎に居した。最初の黄檗三壇戒では教授阿闍黎の任を務めた。1664年、帰国の途中、豊前国小倉藩主・小笠原忠真、法雲明洞らに引き留められ、1665年、福聚寺の開山に迎えられた。1668年、崇福寺に退隠し没した。
 「隠・木・即」といわれ、隠元の徳、木庵の道、即非の禅と称えられた。黄檗の三筆のひとり。詩も能くし、日本の文人画の魁とされる。
◆直原玉青 近代-現代の画家・僧・直原玉青(じきはら ぎょくせい、1904-2005)。岡山県生まれ。大阪美術学校で矢野橋村に学ぶ。1930年、帝国美術展初入選、日展に16回入選。1958年、青玲社結成し主宰、1991年、日本南画院会長、淡路島・黄檗宗国清寺住職。俳句を高浜虚子に学び句画禅一如を説いた。俳誌早春選者、101歳。
◆仏像 準提観音は隠元隆琦の念持仏という。
◆障壁画 客殿に日本画家・直原玉青(1904-2005)筆の襖絵11面がある。
◆庭園 庭園「玉青苑」は山水南画庭園(池泉観賞式庭園)であり、作庭は直原玉青による。350㎡の広さがあり、池は180㎡を占める。池泉に、緑石など200個の石を真行草に配し滝石組もある。板石による橋が架かり、灯籠、築山様の刈込、水琴窟がある。即非蓮も植えられている。  
◆蓮 即非如一が中国より持ち帰ったという蓮108種が栽培されている。
◆食 普茶料理がある。
 銘菓「荷葉露(かようろ)」は、蓮院主創案による。中に蓮の実が入っている。


*非公開
*年号は原則として西暦を、近代以前の月日は旧暦を使用しています。
*参考文献 『京都の禅寺散歩』『黄檗文化』


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筆塚

庭園

庭園

銘菓「荷葉露(かようろ)」
瑞光院 〒611-0011 宇治市五ケ庄三番割34-13  0774-32-4297
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