道しるべ地蔵 (京都市右京区)
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 双岡の東麓、法金剛院の西の道を北に上がると旧道の細い四つ辻に差し掛かる。道は東の洛中よりの終点で、その先は妙心寺道に通じている。北へ向かうと仁和寺へ、南は広隆寺に通じている。 
 辻の西の角に小さな地蔵堂が建ち、道しるべ地蔵と呼ばれる地蔵尊、数体の石仏の地蔵尊が安置されている。
◆歴史年表 江戸時代後期、1757年、現在の地蔵尊が安置された。
◆地蔵 石造の地蔵尊は立像であり、胸前で両手の中に宝珠を抱いている。舟形光背、薄肉彫り、軟砂岩製、像高50cm。
 光背の右に「右あたご」、左に「左うづまさ」と陰刻銘されている。台座蓮弁に「為独参成(独りで参る為成り)」と陰刻されている。光背に向かって右側面に、江戸時代、「宝暦七丁五年(1757年)六月二十四日」と刻まれ、地蔵尊の造立年とみられている。
 地蔵尊から右(北西)へは御室・仁和寺を経てさらに愛宕山・愛宕神社方面へ、左(南西)へはほど近くに太秦の広隆寺があり、さらに嵐山方面へと向かう。地蔵尊は道の案内になっていることから、道しるべ地蔵と呼ばれた。また、道行く人の行路の安全を祈願して安置されたという。


*年号は原則として西暦を、近代以前の月日は旧暦を使用しています。
*参考文献 『新版 京のお地蔵さん』


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道しるべ地蔵尊、前掛けで隠れているが、光背の左右に道案内が陰刻されている。
 道しるべ地蔵 京都市右京区花園扇野町  

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