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極楽寺 (京都府亀岡市) Gokuraku-ji Temple |
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極楽寺 | 極楽寺 |
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亀岡の極楽寺(ごくらくじ)には大型の十一面観音立像(重文)が安置されている。山号を吉祥山という。 浄土宗。 丹波七福神第6番、福禄寿を安置する。 ◆歴史年表 江戸時代、1646年、光誉雲哲の開山によるという。隣接する丹波一宮出雲大神宮の神宮寺と関係深かったという。 1871年以降、神仏分離令(1868)後の廃仏毀釈に伴い、出雲大神宮の神宮寺が廃され本地仏・十一面観音立像が当寺に遷された。 ◆光誉雲哲 江戸時代の浄土宗の僧・光誉雲哲( ?-?)。詳細不明。1646年、極楽寺の開山。 ◆仏像 平安時代前期作の木造十一面観音立像(重文)は、かつて、隣接する出雲大神宮の神宮寺の本地仏であり観音堂に安置されていた。近代、1868年の神仏分離令後の廃仏毀釈により神宮寺が廃寺になり、1871年以降に当寺に遷されている。 神宮寺では雨乞い神事の祈願が行われていた。旱魃の際には、神饌田に運呼び出し水をかけるなどして仏を怒らせることで、降雨を願う神事が行われていた。そのため、観音像には「雨乞観音」の別称がある。 現在、頭部にあった十一面はすべて失われている。面部輪郭、髪の彫り出し、太い三道(首部の筋)から肩、胸、腰辺の量感など、平安時代前期の造形の特徴がある。木造、像高201.1cm。 *年号は原則として西暦を、近代以前の月日は旧暦を使用しています。 *参考文献 『京都府の地名』『京都府の歴史散歩 下』『京都の仏像』 、ウェブサイト「コトバンク」 ![]() ![]() ![]() ![]() |
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![]() 山門脇の福禄寿の石像 |
![]() 本堂 |
![]() 収蔵庫 |
![]() 鎮守社 |
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![]() 地蔵尊祠 |
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![]() 【参照】周辺の景観 |
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