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御谷(みたに)神社 (京都府長岡京市) Mitani-jinja Shrine |
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御谷神社 | 御谷神社 |
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![]() ![]() 本殿覆屋 ![]() ![]() 常夜灯、江戸時代、「安政四年(1775)」の銘 |
長岡京市浄土谷、乗願寺のすぐ北隣に、小社、御谷神社(みたに じんじゃ)はある。乗願寺は当社の神宮寺でありその後身ともいう。 祭神は、天児屋根命(あめのこやねのみこと)、応神天皇(おうじんてんのう)、別雷神(わけいかづちのかみ)、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)の4座を祀る。 平安時代の式内社『延喜式神名式(延喜式神名帳)』(927)の「乙訓郡十九座 大五座 小十四座」のひとつ御谷神社に比定されている。 ◆歴史年表 創建、変遷の詳細は不明。 平安時代、927年、『延喜式神名式(延喜式神名帳)』中の「乙訓郡十九座 大五座 小十四座」のひとつ御谷(みたにの)神社ともいう。 中世(鎌倉時代-室町時代)以降、廃絶したとみられている。 室町時代、1554年、湯河次郎左衛門春信が本殿を修造した。(棟札) 近世(安土・桃山時代-江戸時代)、五社明神(五社大明神)と称され、鎮守社、産土神とされた。(『山州名跡志』) 江戸時代、式内社御谷神社に比定する見方もあった。(『山城名跡巡行志』) 近代、明治期(1868-1912)、式内社御谷神社と比定され、御谷神社と改称した。 ◆建築 現在は覆屋内の本殿のみが存在する。 ◆文化財 室町時代、1554年、湯河次郎左衛門春信が本殿を修造した旨を記した棟札がある。 ◆年間行事 歳旦祭(1月1日)、夏越の祓祭(7月28日)、例祭(10月10日)、新嘗祭・七五三祭(11月23日)、除夜祭(12月20日)。 *年間行事は中止・日時・内容変更の場合があります。 *年号は原則として西暦を、近代以前の月日は旧暦を使用しています。 *参考文献・資料 『京都府の歴史散歩 下』、『昭和京都名所図会 6 洛南』 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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