|
|
三寶寺 (京都市中京区)
Sampo-ji Temple |
三寶寺 |
三寶寺 |
 |
 |





本堂

本堂

地蔵堂

地蔵堂
鬼瓦「阿吽形」 |
三寶寺(さんぽう-じ)は、三条通商店街の北にあり、路地奥に山門が見えている。山号は大應山という。
浄土宗鎮西派、本尊は阿弥陀如来像三尊。
地蔵堂に安置の地蔵菩薩は西国三十三ヶ所観音のひとつ。
◆歴史年表 安土・桃山時代、1582年、天誉により創建されたという。
江戸時代、1691年、岌誉を中興とする。
現代、1998年、本堂屋根瓦を葺替えた。
◆天誉 安土・桃山時代の浄土宗の僧・天誉(?-?)。詳細不明。1582年、三寶寺を創建した。
◆岌誉 江戸時代の浄土宗の僧・岌誉(?-?)。詳細不明。1691年、三寶寺を中興とする。
◆加藤 美樹 江戸時代中期の国学者・歌人・加藤 美樹(かとう-うまき、1721-1777)。男性。号は静廼舎(しずのや)。名は宇万伎(うまき)。美濃国大垣新田藩主戸田家の奥医師・河津家の婿に入る。幕府の大番与力として、大坂城、二条城の勤番を勤めた。国学者・歌人・賀茂真淵に師事、弟子に上田秋成がある。県門四天王の一人(ほかに千蔭、春海、魚彦)。『土佐日記解』『「静廼舎歌集』などを著す。京都で客死した。
墓は三寶寺にある。
◆仏像・木像 ◈本堂内陣には安土・桃山時代、創建時の本尊・阿弥陀如来像、脇侍に観音菩薩、勢至菩薩を安置する。
◈左手奥に法然上人像、善導大師像などが安置されている。
◈地蔵堂に地蔵菩薩像、二十五観世音菩薩が安置されている。
◆文化財 総刺繍の「涅槃図」がある。
江戸時代後期、1815年、瓦師・甚左衛門作の鬼瓦「阿吽形」がある。
◆庭園 書院前に庭園がある。
◆墓 墓地の無縁塔に加藤美樹が納められている。
*年号は原則として西暦を、近代以前の月日は旧暦を使用しています。
*参考文献・資料 『京都市の地名』『京都歴史案内』 、ウェブサイト「コトバンク」
 |
三寶寺 〒604-0000 京都市中京区上瓦町61,三条通大宮西入ル北側 075-821-1403 |
|
 |
 |
©
2006- Kyotofukoh,京都風光 |
|
|