笠原寺 (川崎大師京都別院笠原寺) (京都市山科区)
Ryugen-ji Temple
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本堂



本堂、扁額「笠原寺」
 笠原寺(りゅうげんじ)は、川崎大師京都別院 岩屋山大宅院笠原寺(かわさきだいしきょうとべついん いわやさんおおやけいん りゅうげんじ)ともいう。女性の厄よけを願う「一日尼僧修行」で知られている。
 真言宗智山派。本尊は厄除弘法大師を安置する。
 事業繁栄、災厄消除、交通安全などの信仰がある。 
◆歴史年表 現代、1979年、弘法大師1150年御遠忌(1984年)の記念事業として笠原政江尼により創建された。
 1980年、一日尼僧修行体験が始まる。
 1984年、現在の本堂が建立される。
◆笠原政江 近現代の尼僧・笠原政江(?-1990)。旅館業を営む。1979年、智積院で得度し、同年私財を投じ、笠原寺を建立した。悩む女性らの相談に応じた。1980年より、当寺で一日尼僧修行体験が始まる。開山堂に葬られた。
◆本尊 本堂安置の本尊・厄除弘法大師は、大本山川崎大師平間寺本尊の分体を勧請したものという。
◆川崎大師平間寺 神奈川県川崎市の真言宗智山派大本山・川崎大師平間寺(金剛山金乗院平間寺、川崎大師)の縁起がある。
 平安時代後期、第75代・崇徳天皇の頃(在位1123- 1142)、武士・平間兼乗(ひらまかねのり)は、無実の罪により尾張を追われた。諸国流浪の果てに川崎に移る。漁猟を生業とし、貧しいながらも深く弘法大師を崇敬した。42歳の厄年祈願の時、高僧が夢枕に立った。僧は唐にある時、自ら像を刻み海上に投じたという。この像をすぐに供養し、功徳を諸人に及ぼせば、災厄も変じ福徳になり、所願もかなうと夢告した。兼乗は海に出て、光り輝く海中に網を投じると、一体の大師木像が引き揚げられた。
 兼乗は草庵を結び、像の供養を続けた。高野山の尊賢という僧が兼乗を訪ね、像とその経緯に感じ入った。1128年、二人は寺を建立した。寺号は姓、平間より平間寺(へいけんじ)とし、本尊の木像を厄除弘法大師と名付け安置したという。
◆建築
 鉄筋コンクリート入母屋造、桃山様式の大本堂がある。
 本堂の東に総ヒノキ造の奥之院(開山堂)、御霊殿、境内西に水子供養の玉洗院などがある。
◆修行体験 女性向けに厄除け一日尼僧修行が行われている。読経・法話、安座、写仏、境内八十八ケ所参拝、厄除御護摩祈祷。昼食は精進料理。第1土曜日、第3日曜日。
◆年間行事 新春護摩祈祷(1月1日-7日)、節分会(2月3日)、涅槃会(2月15日に近い日曜日)、春彼岸法要(3月)、花まつり週間(4月1日-8日)、青葉まつり(弘法大師、興教大師降誕会)(6月)、盂蘭盆万灯会・戦没者慰霊法要(8月13日-15日)、お盆特別法要(8月13日-16日)、秋彼岸法要(9月)、七五三(11月)、納めの大師(12月21日)。
 1日尼僧修行(毎月第1土曜日、第3日曜日)。


*年間行事は中止・日時・内容変更の場合があります。
*参考資料 当寺サイト、『こころ美しく京のお寺で修行体験』


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本堂内陣

本堂

開山堂

開山堂(奥之院)

御霊殿

御霊殿

本堂より西の眺望、京都市山科区の市街地が見える。正面奥の山は東山。

弘法大師像

交通安全祈願所

絵馬

健脚祈願わらじ石

健脚祈願わらじ石

本坊

十三重塔
笠原寺 〒607-8172 京都市山科区大宅岩屋殿2  075-572-9400

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