|
|
志古淵神社 (京都市左京区百井) Shikobuchi-jinja Shrine |
|
志古淵神社 | 志古淵神社 |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() 杉の白木による鳥居 ![]() ![]() |
京都市内北西、山間部の左京区百井地区に志古淵神社(思子淵神社)が祀られている。 祭神はおそらく志古淵明神。 ◆歴史年表 創建、変遷は不明。 ◆末社 日吉社に日吉大神(ひよしおおかみ)、ほかに三社。 ◆祭神 祭神の志古淵明神は、「思子淵(渕)」「志古渕」「信興淵」「志子渕(淵)」などとも記された。久多地区にも志古淵明神を祀る志古淵神社がある。 志古淵明神は、琵琶湖へ流入する安曇川流域一帯に限定された民俗神であり、地主神、水神であったという。平安時代以前以来の信仰と見られている。筏流しとも関わり、筏師の間で志古淵明神は、悪魔を封じる呪力があるとされ、筏流しの安全を祈願した。 「ガワタロウ(河童)」伝説とも関係する。伝承がある。志古淵明神は子神とともに筏を組み安曇川を下った。中野で河童に子神を取られる。このため、明神は河童を懲らしめ子神を救い出したという。 筏師は「しこぶち講」を組織し、旧暦10月7日には報恩講を営んだという。 *参考文献・資料 『京都市の地名』 ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() 本殿 |
![]() 末社 |
![]() |
![]() 四方を山に囲まれている百井地区 |
![]() ![]() |
|
![]() ![]() ![]() |
![]() ![]() ![]() |
![]() |
|