住本寺 (京都市東山区)  
Juhon-ji Temple
住本寺  住本寺  
50音索引,Japanese alphabetical order  Home 50音索引,Japanese alphabetical order  Home










 住本寺(じゅうほん-じ)は、山号を良円山(りょうえん-ざん)という。
 日蓮正宗本山大石寺の末寺であり、 古刹として京都布教の拠点になった。
◆歴史年表 鎌倉時代、1308年、日尊(にちぞん)を開基にするともいう。
 南北朝時代、1363年、日尊の弟子・日大が一条猪熊に「上行院(じょうぎょう-いん)」を建立した。(寺伝)
 その後、日大の弟子・日源が二条堀川に移転し「住本寺」に改称した。(寺伝)
 江戸時代、1698年、円教坊日体(えんきょうぼう-にったい)は、紀伊郡九条村(南区東九条)に住本寺を復興した。(寺伝)
 近代、1890年/1895年、現在地(東山区)に移転している。(『坊目誌』、寺伝)
◆日尊 鎌倉時代の日蓮宗の僧・日尊(にちぞん、?-?)。詳細不明。1308年、住本寺を開基したという。
◆創建の経緯 鎌倉時代後期、1332年に第3祖・日目(にちもく)が天奏上洛の途中に、美濃の垂井(たるい)で亡くなる。翌1333年に、日目に随行していた大夫阿日(だいふ-あじゃり)日尊が日目の遺骨を奉じ、天奏(てんそう)、国家諫曉(こっか-かんぎょう、国の主権者に対して、その誤りをただし、正義を明らかにして諫める)を果たしたという。
 日尊は京都に止まり弘教(ぐぎょう)し、南北朝時代、1363年に、日尊の弟子・日大が一条猪熊に「上行院(じょうぎょう-いん)」を建立した。その後、日大の弟子・日源が二条堀川に移転させ「住本寺」に改称したという。(寺伝)
 

年号は原則として西暦を、近代以前の月日は旧暦を使用しています。
参考文献・資料 「住本寺縁起」、『京都市の地名』

関連・周辺,relevance&surrounding area  周辺,surrounding area   関連,relevance     50音索引,Japanese alphabetical order 
map 住本寺 〒605-0825 京都市東山区下河原町485  
50音索引,Japanese alphabetical order  Hometop 50音索引,Japanese alphabetical order  Hometop
logo,kyotofukoh © 2006- Kyotofukoh,京都風光