飯導寺神社・祖世野池 (京都市左京区大原)
Hando-jinja Shrine
飯導寺神社 飯導寺神社 
50音索引  Home 50音索引  Home





本殿
 大原野村町にある飯導寺神社(はんどうじ じんじゃ)は、「はんどじさん」とも呼ばれる。
 祭神は、農耕神の飯導大権現(はんどうだいごんげん)を祀る。
◆歴史年表 創建、変遷の詳細は不明。
◆良暹 平安時代の僧侶・歌人・良暹(りょうせん/りょうぜん、?-1058~1065)。詳細不明。比叡山の僧、その後、祇園別当になり、一時、紫野・雲林院にも住した。晩年、大原に隠棲する。橘為仲、橘俊綱、津守国基などと親交した。1038年、権大納言家歌合などの歌合にも出詠する。歌語をめぐり論争し、詠んだ上句に誰も下句を付け得なかったという。私選集『良暹打聞』を編し、勅撰集に33首が入集。「さびしさに宿をたち出でてながむればいづくも同じ秋の夕暮」(『後拾遺集』)がある。康平年間(1058-1065)、67歳前後で亡くなる。
◆良暹山 飯導寺神社近くに良暹山があるという。かつて、良暹が山に隠棲したともいう。
 良暹の住坊跡は、境内のさらに北東、「朧(おぼろ)の清水」に近い大原草生(くさお)付近ともいう。
◆祖世野池 境内のすぐ近くに、「祖世野池(そよのいけ)」といわれる清水がいまも湧いている。
 伯耆国(ほうきのくに)大原の刀鍛冶・大原真守(さねもり)の宅地がここにあったともいう。この地で、源義朝(1123-1160)の部下・斉藤別当実盛の刀を研ぎ鍛えたという。刀を鍛えたという鉄盤石「真守鉄盤石(さねもり かなとこいし)」も残されている。
 ただ、伯耆国大原とこの地の大原との地名混同があるともいう。また、泉は、三条小鍛冶宗近が用いた「小鍛冶の水」であり、石は「平清盛盤石」ともいう。
◆祭礼 秋祭(宮座により催行され、土俵での「神さん相撲」が奉納されていた。境内に土俵が残る。)(10月15日)。


*年号は原則として西暦を、近代以前の月日は旧暦を使用しています。
*年間行事(拝観)などは、中止・日時・内容変更の場合があります。
*参考文献 『昭和京都名所図会 3 洛北』、NPO京都大原里づくり協会の案内板、サイト「大原地域案内


  関連・周辺     周辺     関連      

土俵

祖世野池

祖世野池
平安京オーバレイマップ
map  飯導寺神社 〒601-1247 京都市左京区大原野村町
50音索引  Home  top 50音索引  Home  top
 © 2006- Kyotofukoh,京都風光