

「子育水子地蔵菩薩の寺 念佛寺」の石標




本堂

本堂

地蔵菩薩立像

地蔵尊 |
東九条の河原町通に面して念佛寺(ねんぶつ-じ)はある。門前には、「子育水子地蔵菩薩の寺 念佛寺」の石標が立つ。山号を光明山という。
知恩院末、浄土宗鎮西派、本尊は阿弥陀如来像。
◆歴史年表 創建、変遷の詳細は不明。
江戸時代、1691年頃、万誉了円大徳により中興された。現在地の北西200mにあった。
近代、大正年間(1912-1926)、無住になる。
1928年、17世・一連社寂誉柳居円澄上人は、本山の拝命を受けてこの地に移り再興する。
◆万誉了円大徳 江戸時代前期の浄土宗の僧・万誉了円大徳(?-?)。詳細不明。1691年頃、念佛寺を再興する。中興の祖になる。
◆仏像 ◈本尊は美仏「阿弥陀如来坐像」を安置する。江戸時代前期、寛永年間(1624-1645)の作という。
◈もう一体の美仏「阿弥陀如来坐像」を安置している。江戸時代前期、寛永年間(1624-1645)の作という。
◈本堂前に「地蔵菩薩立像」が立つ。
*年号は原則として西暦を、近代以前の月日は旧暦を使用しています。
*参考文献・資料 『念佛寺沿革』
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