隣好院 (京都市左京区)
Rinko-in Temple
隣好院  隣好院
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 上高野の隣好院(りんこういん)はこの地の最古の尼庵寺という。山号は徳雲山という。
 建仁寺派、高台寺末寺。本尊は阿弥陀如来坐像を安置する。 
◆歴史年表 安土・桃山時代、1596年、月渓正円比丘尼が現在地の西、隣好町(左京区上高野)に庵を結び尼寺としたのを始まりとする。
 慶安年間(1648-1651)、高台寺の三江紹益を勧請し、以後、高台寺の末寺になる。
 江戸時代、門前町が開かれた。
 近代、1868年、焼失した徳雲軒を合併し、明治政府の政令により現在地(左京区釜土町)に移築される。
◆月渓正円 安土・桃山時代?の臨済宗の尼僧・月渓正円(?-?)。詳細不明。比丘尼。1596年、上高野に隣好庵を結ぶ。
◆三江紹益 室町時代-江戸時代の臨済宗の僧・三江紹益(さんこう-じょうえき、 1572?-1650)。京都の生まれ。道号は友林、友竹。徳川家康に信任され、経書を講じた。1598年/1608年、慈芳院、1604年、常光院の開山。1606年、建仁寺に入山、建仁寺295世になる。1608年/1614年、久昌院、1615年、月真院、春光院、1616年、岡林院などを中興開山した。1624年、高台寺の中興開山、1632年、円徳院を開く。
 北政所が帰依した。木下家定(北政所の兄)と親交があり、その子は紹益の弟子・紹叔になる。
◆本尊 本尊の「阿弥陀如来坐像」は、室町時代、1571年、織田信長の比叡山焼き討ちにより焼かれた。参道に放置されていたのを一人の尼僧が背負い、この地に安置したという。以後、守り続けられた。
 1996年、仏師・長谷川法寿により、光背に新しく千体仏を彫み修復される。
 平安時代後期作、木造、寄木造、像高65cm、後背・台座を合わせた高さ175cm。
◆建築 かつて「観雲亭」より、間西に愛宕山を望むことができた。
◆年間行事 春彼岸会(3月20日)、釈迦降誕会(花祭り)(4月8日)、施餓鬼法要(8月24日)、秋彼岸会(9月23日)、ダルマ忌(11月7日)。釈尊成道会(12月8日)。
 坐禅会(粥座、茶礼)(毎月5日)、写経会(粥座、茶礼)(毎月15日)。


*非公開
*年間行事(拝観)などは、中止・日時・内容変更の場合があります。
*年号は原則として西暦を、近代以前の月日は旧暦を使用しています。
*参考文献・資料 ウェブサイト「隣好院」、ウェブサイト「上高野の自然と文化を学ぶ同史会



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隣好院 〒606-0073 京都市左京区上高野釜土町8  075-701-5435  
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