鴨川の和歌の碑

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歌碑付近の鴨川、木橋の左が鴨川、右手から疏水の一部が鴨川に注いでいる。
 西流してきた琵琶湖疏水は、丸太町橋下流で鴨川に行き着き、これより南下、鴨川と平行して流れ始める。この付近、冷泉通と川端通の交差するところに、鴨川を詠んだ和歌四首の歌碑が設けられている。 

◆兵衛 「ちはやぶる かもの川べの 藤波は かけてわするる 時のなきかな」 兵衛

 平安時代前期の公卿・藤原兼茂(?-923)・女。詳細不明。

◆良経 「霜うつむ かものかはらに なく千鳥 氷にやどる 月やさむけき」 良経

 平安時代から鎌倉時代の公卿、九条良経(くじょう よしつね、1169-1206)は、『花月百首』、『六百番歌合』などを主宰した。和歌所設置(1201)に際して寄人筆頭となる。『新古今和歌集』の撰修に関し仮名序を書いた。自撰家集『秋篠月清集』(月清集)は「六家集」のひとつ。

◆後鳥羽院 「心すむ ためしなりけり ちはやぶる かものかはらの 秋の夕ぐれ」 後鳥羽院

 平安時代から鎌倉時代の第82代・後鳥羽天皇(後鳥羽院、1180-1239)も歌人としても知られている。和歌所を再興した。正治初度百首和歌、歌合千五百番歌合などを主宰。勅命によって編まれた『新古今和歌集』がある。

◆実朝 「桜花 ちりかひかすむ 春の夜の おぼろ月夜の かもの川風」 実朝

 鎌倉幕府の第三代征夷大将軍・源実朝(1192-1219)も、歌人としても知られる。92首が「勅撰和歌集」に入集、『小倉百人一首』にも選ばれている。家集として『金槐和歌集』がある。


       丸太町橋     琵琶湖疏水           
 鴨川の和歌の碑 京都市左京区下堤町 

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